証券口座とNISA口座の違いとは?特定口座・一般口座との違いやおすすめ設定を解説
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投資を始めようとして証券会社の口座開設画面を開いたものの、「証券口座」「NISA口座」「特定口座」「一般口座」など似た言葉が並び、どれを選べばいいのか分からず迷っている人も多いのではないでしょうか。
特に新NISA以降は、「NISAだけ作ればいいの?」「特定口座は必要?」と悩む初心者も増えています。実際、設定をよく理解しないまま進めてしまい、「間違えて特定口座で買ってしまった」と困るケースも少なくありません。
本記事では、証券口座とNISA口座の違いを初心者向けに整理し、一般口座・特定口座との違い、初心者におすすめの設定、投資スタイル別の使い分けまで分かりやすく解説します。
これから新NISAを始めたい人や、証券口座開設途中で迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
証券口座とNISA口座の違いとは?特定口座・一般口座との違いやおすすめ設定を解説
証券口座とNISA口座の違い
ここではまず、証券口座とNISA口座の基本的な違いから解説します。
| 口座区分 | 役割・特徴 | 税金・確定申告 |
|---|---|---|
| 証券口座 | 株や投資信託を売買・保有するための口座 | 利益に約20%課税 |
| NISA口座 | 投資利益を非課税にする制度用口座 | 運用益・配当金が非課税 |
証券口座は株や投資信託を買うための口座
証券口座とは、株式や投資信託、ETFなどを購入・保有するための口座です。銀行口座がお金を預ける場所であるように、証券口座は投資商品を管理する場所と考えると分かりやすいでしょう。
実際に投資を始めるには、まず楽天証券やSBI証券などで証券総合口座を開設し、その中で商品を購入していきます。
なお、証券口座には以下のような区分があります。
証券口座の区分
- 一般口座
- 特定口座
- NISA口座
このうち、一般口座・特定口座は「課税口座」、NISA口座は「非課税制度を利用する口座」です。
つまり、証券口座そのものが投資の土台であり、その中でどの口座区分を使うかを選択するイメージになります。
NISAは投資利益が非課税になる制度
NISAは、投資で得た利益に税金がかからなくなる制度です。
通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金が発生します。しかし、NISA口座で購入した商品については、運用益や配当金が非課税になります。 現在の新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が用意されており、長期的な資産形成を支援する制度として利用者が増えています。
ただし、NISAはあくまで非課税制度であり、投資そのものを行うためには証券口座が必要です。そのため、「NISAだけ作ればいい」と考えるのではなく、「証券口座を開設したうえでNISAを利用する」という理解が重要になります。
▼NISAの始め方について、詳しく知りたい方はこちら
NISAの始め方を初心者向けに解説|おすすめ証券会社も紹介!
一般口座・特定口座・NISA口座の違い
証券口座には「一般口座」「特定口座」「NISA口座」などの種類があります。それぞれ税金や確定申告の扱いが異なるため、まずは違いを整理しておきましょう。
| 口座区分 | 税金・確定申告 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一般口座 | 自分で損益計算・確定申告が必要 | 管理負担が大きい 初心者には不向き |
| 特定口座 | 証券会社が損益計算を代行 | 基本的に確定申告不要 (源泉徴収ありの場合) |
| NISA口座 | 利益が非課税 | 長期投資向けの非課税制度 |
一般口座とは|自分で確定申告を行う口座
一般口座とは、自分で損益計算や確定申告を行う口座です。
株や投資信託を売買して利益が出た場合、自分で年間の取引履歴を集計し、確定申告を行う必要があります。特定口座のように証券会社が年間取引報告書を自動作成してくれるわけではありません。そのため、投資初心者にとっては管理の負担が大きく、基本的にはあまりおすすめされません。
未公開株など一部の商品では一般口座を利用するケースもありますが、通常の株式投資やNISA目的であれば、一般口座を選ぶ場面は少ないでしょう。
特定口座とは|確定申告の負担を減らせる口座
特定口座とは、証券会社が損益計算を代行してくれる口座です。
年間取引報告書を証券会社側で作成してくれるため、自分で複雑な計算を行う必要がありません。特に「源泉徴収あり」を選択すれば、利益が出た際の税金も自動で徴収されるため、基本的に確定申告不要で運用できます。
このため、投資初心者には最も一般的な口座区分となっています。
また、特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」がありますが、初心者の場合は「源泉徴収あり」を選ぶのがおすすめです。税金計算や申告の手間を大きく減らせるため、管理がシンプルになります。
NISA口座とは|利益が非課税になる口座
NISA口座とは、投資で得た利益を非課税にできる口座です。
通常、株や投資信託の利益には約20%の税金がかかります。しかし、NISA口座で購入した商品については、運用益や配当金が非課税になります。なお、現在の新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が用意されており、長期投資向けの制度として利用されています。
ただし、NISAには注意点もあります。
例えば、NISA口座で損失が出ても、特定口座など他口座の利益と相殺する「損益通算」はできません。また、損失を翌年以降へ繰り越す「繰越控除」も利用できません。
そのため、短期売買よりも、長期保有を前提とした積立投資との相性が良い制度といえます。
初心者におすすめの口座設定パターン
口座区分の違いを理解したうえで、次に気になるのが「結局どの設定を選べばいいのか」という点ではないでしょうか。
ここでは、初心者におすすめの口座設定パターンを投資目的別に解説します。
とにかく簡単に始めたい人|特定口座の源泉徴収あり+NISA積立がおすすめ
投資初心者に最もおすすめなのが、「特定口座(源泉徴収あり)」を土台にしつつ、NISAで積立投資を行うパターンです。
特定口座の源泉徴収ありを選択しておけば、利益が出た際の税金計算や納税を証券会社が自動で行ってくれるため、基本的に確定申告は不要になります。また、長期積立をNISAで行うことで、非課税メリットも活かしやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特定口座設定 | 源泉徴収あり |
| NISA設定 | つみたて投資枠を利用 |
| 確定申告 | 不要(給与所得者で源泉徴収ありの場合) |
| 非課税対象 | 運用益・配当金 |
| NISA年間投資枠 | つみたて投資枠 年120万円 |
| NISA生涯非課税枠 | 1,800万円 |
メリットとしては、税金計算や納税を証券会社が自動で行ってくれるため、投資初心者でも管理しやすい点が挙げられます。また、NISAを併用することで、長期積立による非課税メリットも活かしやすくなります。
一方で、短期売買にはあまり向かず、NISA枠を超えた分には通常どおり課税されます。また、NISA口座では損益通算ができない点にも注意が必要です。
特に新NISAでは、つみたて投資枠を使った長期積立が人気です。毎月一定額を積み立てるだけでも始められるため、投資経験が少ない人でも無理なく継続しやすい特徴があります。
この設定は、これから初めて投資を始める人や、確定申告をできるだけ簡単にしたい人、少額から長期で資産形成したい人に向いています。反対に、デイトレードなど短期売買を中心に行いたい人や、NISA枠を頻繁に売買したい人にはあまり向いていません。
長期積立で資産形成したい人|NISA中心の積立投資がおすすめ
老後資金や教育費など、10年〜20年以上の長期目線で資産形成をしたい場合は、NISAを中心に積立投資を行う方法が向いています。
特に新NISAでは、つみたて投資枠を活用することで、投資信託などを長期で非課税運用できます。毎月自動で積み立てる設定もできるため、相場を頻繁に確認しなくても続けやすいのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特定口座設定 | 特定口座を併用可能 |
| NISA設定 | つみたて投資枠を利用 |
| 確定申告 | 不要(NISA枠内運用の場合) |
| 非課税対象 | 運用益・配当金 |
| NISA年間投資枠 | つみたて投資枠 年120万円 |
| NISA生涯非課税枠 | 1,800万円 |
長期積立では、非課税で運用を続けられる点が大きな強みです。また、積立設定をしておけば自動で買付されるため、投資タイミングに悩みにくく、初心者でも継続しやすい特徴があります。
ただし、短期間で大きな利益を狙う投資スタイルには適していません。相場下落時には評価額が減少する可能性もあり、NISA口座では損益通算も利用できません。そのため、毎月コツコツ積み立てながら将来資金を準備したい人や、長期で資産形成をしたい人には使いやすい運用方法といえます。
一方で、デイトレードなど短期売買を中心にしたい人や、頻繁に売買を行いたい人には向きにくいでしょう。
高配当株投資をしたい人|NISA+特定口座の併用がおすすめ
配当金を受け取りながら資産形成をしたい場合は、NISAと特定口座を併用する方法が向いています。
高配当株は、長期保有によって定期的に配当金を受け取れる点が魅力です。特にNISA口座で保有すれば、配当金や売却益を非課税で受け取れるため、税負担を抑えながら運用できます。
ただし、NISAには年間投資枠の上限があるため、投資額が大きくなる場合は、特定口座との併用が一般的です。また、配当金を非課税にするには、「株式数比例分配方式」を選択する必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特定口座設定 | 源泉徴収ありを併用可能 |
| NISA設定 | 成長投資枠を利用 |
| 確定申告 | 不要(源泉徴収ありの場合) |
| 非課税対象 | 運用益・配当金 |
| NISA年間投資枠 | 成長投資枠 年240万円 |
| NISA生涯非課税枠 | 1,800万円 |
高配当株投資では、配当金を非課税で受け取れる点が大きなメリットです。また、長期保有を前提にすることで、値上がり益と配当収入の両方を狙いやすくなります。
その一方で、減配や株価下落のリスクがあり、特定の銘柄へ集中投資すると資産が偏りやすくなります。また、高配当株は景気や企業業績の影響を受けやすい点にも注意が必要です。
この運用方法は、配当収入を得ながら長期で資産形成したい人や、銀行預金以外の定期収入を増やしたい人に向いています。反対に、短期間で売買益を狙いたい人や、値動き重視で投資したい人にはあまり向いていません。
短期売買もしたい人|特定口座中心の運用がおすすめ
数日〜数週間単位で売買を繰り返したい場合は、NISAよりも特定口座を中心に運用する方法が向いています。
NISAは長期保有向けの制度であり、短期売買を繰り返すと非課税枠を効率よく使いにくくなります。一方、特定口座であれば売買回数に制限はなく、損益通算も利用できるため、短期トレードとの相性が良いのが特徴です。
また、源泉徴収ありの特定口座を選択しておけば、税金計算や納税を証券会社が自動で行ってくれるため、取引回数が多くても管理しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特定口座設定 | 源泉徴収あり |
| NISA設定 | 併用可能 |
| 確定申告 | 不要(源泉徴収ありの場合) |
| 非課税対象 | NISA口座で保有する商品の運用益・配当金 |
| NISA年間投資枠 | 成長投資枠 年240万円 |
| NISA生涯非課税枠 | 1,800万円 |
短期売買では、損失と利益を相殺できる「損益通算」を利用できる点が大きなメリットです。また、売買回数に制限がなく、値動きに合わせて柔軟に取引しやすい特徴があります。
ただし、利益には約20%の税金が発生するため、NISAのような非課税メリットは限定的です。また、頻繁に売買を行うほど価格変動リスクや精神的負担も大きくなります。そのため、相場を見ながら積極的に売買したい人や、短期的な値動きを狙いたい人には向いている運用方法です。
一方で、長期でコツコツ積立をしたい人や、投資に時間をかけたくない人には、積立型のNISA運用のほうが取り組みやすいでしょう。
▼初心者におすすめの証券会社について、詳しく知りたい方はこちら
初心者におすすめの証券会社8選!株式投資の基本や売買する方法も解説
NISA口座で注意したいポイント
NISAは運用益や配当金が非課税になる便利な制度ですが、通常の特定口座とは異なるルールもあります。
ここでは、NISA口座を利用する前に知っておきたい注意点を解説します。
NISAで損しても損益通算できない
NISA口座で特に注意したいのが、「損益通算」ができない点です。
通常の特定口座では、ある銘柄で損失が出ても、別の銘柄の利益と相殺できます。しかし、NISA口座で発生した損失については、特定口座や一般口座の利益と相殺できません。
例えば以下が発生したとします。
- 特定口座で利益10万円
- NISA口座で損失10万円
この場合でも税金計算上は相殺されず、特定口座の利益10万円に対して課税されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 損益通算 | 不可 |
| 繰越控除 | 不可 |
| 対象口座 | NISA口座 |
| 相殺対象 | 特定口座・一般口座と相殺不可 |
| 課税対象 | 特定口座側の利益 |
NISAは「利益が出たとき」に強い制度ですが、損失が出た場合の税制メリットはありません。
そのため、値動きが大きい商品を短期売買する場合よりも、長期積立や分散投資など、長期保有を前提にした運用との相性が良い制度といえます。
特定口座からNISA口座へ移管できない
特定口座で保有している商品は、そのままNISA口座へ移すことができません。
例えば、「最初は特定口座で買ったけど、あとからNISAで持ちたくなった」という場合でも、口座間で直接移管することはできません。NISA口座で保有したい場合は、一度特定口座側の商品を売却し、改めてNISA口座で買い直す必要があります。
特に含み益が出ている状態で売却すると、特定口座側で税金が発生する場合があります。また、売却から買い直しまでの間に株価や基準価額が変動する可能性もあるため注意が必要です。
そのため、長期保有を前提とした商品は最初からNISA口座で購入するなど、購入時点で口座を使い分けておくことが重要です。
NISAの年間投資枠には上限がある
NISAは運用益や配当金が非課税になる制度ですが、利用できる投資額には上限があります。
新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類が用意されており、それぞれ年間投資上限が異なります。また、生涯で利用できる非課税枠にも制限があります。
| 枠 | 年間上限 | 生涯上限 |
|---|---|---|
| つみたて投資枠 | 年120万円 | 制限なし (生涯非課税枠1,800万円内で利用) |
| 成長投資枠 | 年240万円 | 1,200万円まで |
| 合計 | 年360万円 | 1,800万円まで |
例えば、成長投資枠だけで1,800万円すべてを使うことはできません。成長投資枠で利用できるのは生涯1,200万円までとなっています。また、NISAでは保有商品を売却すると、その分の生涯非課税枠が翌年以降に復活する仕組みがあります。ただし、年間投資枠そのものは復活しません。
そのため、短期間で頻繁に売買を繰り返すよりも、長期保有を前提に計画的に使うほうが、NISAの非課税メリットを活かしやすいといえます。
短期売買はNISAに向かない
NISAは長期保有を前提とした制度のため、短期売買を繰り返す運用とはあまり相性が良くありません。
例えば、NISAで購入した商品をすぐ売却しても、その年の年間投資枠は復活しません。そのため、頻繁に売買を行うほど、新しく投資できる枠が減っていきます。また、NISA口座では損益通算も利用できないため、短期売買で損失が発生した場合でも、特定口座の利益と相殺できません。
そのため、NISAは短期的な値上がり益を狙うよりも、長期で保有しながら非課税メリットを活かす使い方に適しています。デイトレードやスイングトレードを中心に行いたい場合は、特定口座を中心に運用したほうが柔軟に売買しやすいでしょう。
▼証券会社の選び方について、詳しく知りたい方はこちら
証券会社の選び方を解説|初心者でも失敗しない比較ポイントとおすすめ8選
口座選びに悩む人におすすめの証券口座6選!
証券口座とNISA口座の違いを理解したら、次に気になるのが「どの証券会社を選べばいいのか」という点ではないでしょうか。
証券会社によって、ポイント還元、取扱商品数、アプリの使いやすさ、クレカ積立対応などが異なります。そのため、自分の投資スタイルや重視したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、初心者にも人気が高いおすすめ証券口座を6社紹介します。
楽天証券|楽天ポイントを使いながら投資したい人におすすめ

| 口座数 | 約1,300万口座 ※2025年11月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:買付最大4.40%+信託報酬(保有中)+売却時費用 国内株:売買手数料0円〜(コースにより55円〜1,070円/電話は最大4,950円) 米国株・海外株:約定代金の0.275%〜1.10%(米国株0.495%・上限あり+SEC費用) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 44社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,617本(2026年3月31日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/インド/シンガポール/マレーシア/タイ/ベトナムなど |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
| クレカ積立のポイント還元率 | 0.5〜2.0% |
| ポイントの種類 | 楽天ポイント |
楽天証券は、楽天グループのサービスと連携しやすいネット証券です。楽天カード積立や楽天ポイント投資に対応しており、日常生活で貯めたポイントを投資へ回しやすい特徴があります。
特に、楽天カードによるクレカ積立や、楽天キャッシュ積立に対応している点が特徴です。楽天カード積立では毎月最大10万円まで積立設定ができ、還元率はカード種類によって異なります。
カードごとの楽天カード積立還元率
- 楽天ブラックカード:最大2.0%
- 楽天プレミアムカード:最大1.0%
- 楽天ゴールドカード:最大0.75%
- 楽天カード:最大0.5%
また、楽天ポイントを使ったポイント投資にも対応しているため、普段の買い物で貯めたポイントをそのまま投資へ回すことも可能です。さらに、国内株式、米国株、投資信託、ETFなど幅広い商品を取り扱っており、スマホアプリにも対応しています。
NISA口座数も国内トップクラスで、初心者向けコンテンツや操作画面も比較的分かりやすいため、これから投資を始めたい人でも使いやすい証券会社といえるでしょう。
SBI証券

| 口座数 | 約1,500万口座 ※2025年11月25日時点 グループ計 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:売買0円/信託報酬あり 国内株:条件達成で0円/通常55円〜 外国株:NISA0円/通常0.495%など |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 63社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,600本以上(2024年9月25日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
SBI証券は、国内最大級の商品ラインナップを持つネット証券です。国内株式、米国株、投資信託、ETF、IPO、債券など幅広い商品を取り扱っており、初心者から上級者まで利用者が多い証券会社として知られています。
特に投資信託の取扱本数は2,600本超と国内トップクラスで、IPO取扱実績も年間63社(2025年)など、商品数の豊富さが強みです。
また、三井住友カードを使ったクレカ積立にも対応しており、積立額は毎月最大10万円まで設定可能です。また、積立額に応じてVポイントが付与されますが、特典を受けるには条件があるため、「三井住友カードつみたて投資」をご確認ください。
還元率の一例は以下のとおりです。
三井住友カード クレカ積立還元率※
- 三井住友カード プラチナプリファード:最大5.0%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大3.0%
- 三井住友カード(NL):最大2.5%
さらに、IPOでは「IPOチャレンジポイント」制度を採用しており、抽選に外れてもポイントが貯まる仕組みがあります。ポイントを貯めることで、将来的にIPO当選確率を高められる点も特徴です。
米国株の取扱銘柄数も多く、NISA・iDeCo・外国株・IPOなどを1つの口座でまとめて運用しやすいため、将来的に投資対象を広げたい人にも向いている証券会社です。
▼SBI証券について、詳しく知りたい方はこちら
SBI証券とは?特徴やメリット・デメリット、手数料などを徹底解説
※についてはこちら
※「三井住友カードつみたて投資」は対象カードごとの年間ご利用金額に応じて最大4%のポイントを付与します。
さらに、株式会社Oliveコンサルティングが提供するOlive資産運用サービスにお申し込みのうえ、株式会社三井住友銀行および株式会社Oliveコンサルティングが提供する資産運用特典の条件を達成することで、最大2%のポイントを上乗せして付与します。
条件や特典内容の詳細は「三井住友カードつみたて投資」ページをご確認ください。
三菱UFJ eスマート証券|安心感を重視したい人におすすめ

| 口座数 | 約192万口座 ※2025年12月末 |
| 取扱手数料(税込) | 【ワンショット(1注文制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・100万円超:約定金額×0.099%+99円【上限:4,059円】 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 20社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,851本(2026年1月20日現在) |
| 外国株の取扱 | 米国 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のネット証券です。
特に、au PAYカード積立に対応している点が特徴です。投資信託の積立額は毎月最大10万円まで設定でき、au PAY ゴールドカードでは最大1.0%、au PAYカードでは最大0.5%のPontaポイント還元を受けられます。
また、Pontaポイントを使ったポイント投資にも対応しています。普段の買い物や通信料金で貯めたポイントを、そのまま投資へ回せる点も魅力です。
スマホアプリでは、資産推移や保有商品の損益状況をグラフで確認できるほか、積立設定や注文もスマホ中心で完結できます。さらに、NISAや投資信託の基礎知識を学べる初心者向けコンテンツも用意されています。
また、三菱UFJ銀行やauじぶん銀行との連携サービスにも対応しており、銀行系サービスとまとめて資産管理しやすい点も特徴です。メガバンクグループの安心感を重視しながら投資を始めたい人に向いている証券会社といえるでしょう。
松井証券|シンプルな操作性を重視したい人におすすめ

| 口座数 | 約173万口座 ※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【ボックスレート(1日定額制)の場合・税込・26歳以上】 ・~50万円:0円 ・~100万円:1,100円 ・~200万円:2,200円 ・~1億円:100万円単位で1,100円加算 ・1億円超:110,000円(上限) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 51社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,929本(2026年1月20日現在) |
| 外国株の取扱 | 米国株 |
| 単元未満株の購入可否 | 不可 |
松井証券は、1918年創業の証券会社です。国内株式、米国株、投資信託、NISA、iDeCoなどに対応しています。
国内株式では、1日の約定代金合計50万円以下であれば売買手数料が無料です。また、25歳以下は国内株式の売買手数料が無料となっています。そのため、少額投資から始めたい人や、投資コストを抑えたい初心者でも利用しやすい料金体系です。
また、松井証券ポイントをPayPayポイントやAmazonギフトカードなどへ交換できるサービスも提供されています。ポイントを日常の買い物などへ活用しやすい点も特徴です。
スマホアプリでは、株価、チャート、ニュース、資産状況、損益状況などを確認可能です。積立設定や注文にも対応しており、資産推移はグラフ表示でも確認できます。
さらに、電話サポートや投資初心者向け動画コンテンツも提供されています。証券口座を初めて開設する人や、サポートを受けながら投資を進めたい人にも利用しやすい証券会社といえるでしょう。
マネックス証券|米国株投資をしたい人におすすめ

| 口座数 | 約271万口座 ※2025年2月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【取引毎手数料コース(1約定制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・~150万円:640円 ・~3,000万円:1,013円 ・3,000万円超:1,070円 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 43社 (2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,860本(2026年1月20日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
マネックス証券は、米国株や海外投資に強みを持つネット証券です。米国株の取扱銘柄数は5,000銘柄超となっており、AppleやNVIDIAなどの大型株だけでなく、中小型グロース株まで幅広く投資できます。
また、米国株の銘柄分析ツールや企業情報も充実しており、四半期決算情報やアナリスト評価などを確認しながら投資できる環境が用意されています。米国企業の情報収集をしながら投資したい人にも利用しやすい証券会社です。
さらに、dカード積立にも対応しており、投資信託は毎月最大10万円まで積立設定できます。カード種類によっては最大3.1%のdポイント還元を受けられます。
還元率の一例は以下のとおりです。
dカード積立 還元率
- dカード PLATINUM:最大3.1%
- dカード GOLD:最大1.1%
- dカード:最大1.1%
スマホアプリでは、米国株の株価、チャート、ニュースなどをリアルタイムで確認可能です。米国市場の値動きをチェックしながら投資したい人や、NISAを活用して米国株へ投資したい人にも向いている証券会社といえるでしょう。
moomoo証券|情報収集を重視したい人におすすめ

| 口座数 | 約200万口座(国内) ※2025年12月時点/世界2,800万ダウンロード |
| 取扱手数料(税込) | 国内株:0円 投資信託:0円 米国株:約定金額の0.132%(上限22米ドル) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | なし |
| 投資信託の銘柄数 | 665本 (2026年1月20日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国株 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
moomoo証券は、投資情報や分析機能に強みを持つネット証券です。米国株、日本株、ETFなどに対応しており、スマホアプリ中心で情報収集から取引まで行えます。
特にアプリ機能が充実しており、リアルタイム株価、ヒートマップ、決算情報、機関投資家の保有状況、空売りデータ、アナリスト評価などを確認可能です。また、100種類以上のテクニカル指標にも対応しています。
チャート画面では、移動平均線やMACD、RSIなど複数指標を同時表示できるため、テクニカル分析をしながら売買判断を行いやすい点が特徴です。ニュース、企業情報、決算情報なども1つのアプリ内でまとめて閲覧できます。
こうした分析機能や情報量の多さから、情報収集を重視したい人や、チャート分析を活用しながら投資したい人と相性が良い証券会社です。特に、米国株の情報を細かく確認したい人や、スマホ1つで分析から取引まで完結させたい人に向いています。
証券口座とNISA口座に関するよくある質問
ここでは、証券口座とNISA口座に関するよくある質問に回答します。
NISA口座だけ作ることはできますか?
NISA口座だけを単独で開設することはできません。
NISAは「非課税制度」であり、実際に投資を行うためには証券総合口座が必要です。そのため、楽天証券やSBI証券などでも、まず証券総合口座を開設したうえで、NISA口座を追加する流れになっています。
特定口座とNISA口座はどっちがいいですか?
特定口座とNISA口座は、「どちらか一方を選ぶもの」ではなく、併用するのが一般的です。
NISA口座は、運用益や配当金が非課税になる点がメリットです。一方で、損益通算ができない、年間投資枠に上限があるなどの特徴があります。対して特定口座は、利益に約20%の税金がかかるものの、損益通算を利用できます。また、源泉徴収ありを選択すれば、基本的に確定申告も不要です。
そのため、長期保有したい投資信託や高配当株はNISA、短期売買やNISA枠を超える分は特定口座、というように使い分けるケースが多くなっています。
特に初心者の場合は、「特定口座(源泉徴収あり)+NISA口座」の組み合わせから始めると管理しやすいでしょう。
一般口座を選ぶメリットはありますか?
一般口座は、自分で損益計算や確定申告を行う必要がある口座です。
そのため、投資初心者が一般口座を選ぶメリットはあまり大きくありません。通常の株式投資や投資信託であれば、証券会社が年間取引報告書を作成してくれる特定口座を利用するケースが一般的です。
一方で、未公開株など一部の商品では一般口座を利用する場合があります。また、自分で詳細に損益管理を行いたい人があえて一般口座を使うケースもあります。
NISA口座は複数作れますか?
NISA口座は、1人につき1口座までしか開設できません。例えば、楽天証券とSBI証券の両方でNISA口座を同時に持つことはできません。
ただし、NISA口座の金融機関変更は可能です。年単位で変更手続きを行うことで、別の証券会社へNISA口座を移すことができます。
なお、変更手続き中はNISAで新規買付できない期間が発生する場合があります。また、すでに保有している商品は自動で移管されないため注意が必要です。
口座区分は後から変更できますか?
一般口座から特定口座へ変更したり、特定口座の「源泉徴収なし」から「源泉徴収あり」へ変更したりすることは可能です。
ただし、変更できる時期には制限があり、証券会社によっては年途中の変更に対応していないケースもあります。また、すでに保有している商品や、その年の取引状況によって変更条件が異なる場合もあります。
そのため、口座開設時点で「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおくと、後から設定変更で迷いにくいでしょう。
NISA口座と特定口座は併用できる?同じ銘柄を持てる?
NISA口座と特定口座は同じ証券会社内で併用できます。また、同じ銘柄をNISA口座と特定口座の両方で保有することも可能です。
例えば、長期保有したい分はNISA口座で購入し、短期売買したい分は特定口座で保有する、といった使い分けもできます。
ただし、NISA口座で保有している商品は運用益や配当金が非課税になる一方で、損益通算は利用できません。対して特定口座では利益に約20%の税金がかかりますが、損益通算を利用できます。
そのため、長期保有を前提とした商品はNISA、短期売買やNISA枠を超える分は特定口座、という形で使い分けるケースが多くなっています。
特定口座で買ってしまった場合はどうする?
「本当はNISAで買いたかったのに、間違えて特定口座で購入してしまった」という場合、特定口座で購入した商品を、そのままNISA口座へ移すことはできません。
そのため、NISA口座で保有したい場合は、一度特定口座側の商品を売却し、改めてNISA口座で買い直す必要があります。
なお、売却時に利益が出ている場合は、特定口座側で約20%の税金が発生します。また、売却から買い直しまでの間に株価や基準価額が変動する可能性もあるため注意が必要です。
楽天証券やSBI証券では、注文確認画面で「預り区分」を確認できます。購入前に「NISA」「特定」などの表示を確認しておくと、設定ミスを防ぎやすくなるでしょう。
まとめ|初心者は特定口座の源泉徴収あり+NISA口座がおすすめ
証券口座とNISA口座は役割が異なり、組み合わせて利用することで、税負担を抑えながら投資できます。初心者の場合は、「特定口座(源泉徴収あり)+NISA口座」の組み合わせを選ぶことで、確定申告の負担を抑えながら始めやすくなります。
楽天ポイントを活用したい人は楽天証券、商品数やIPOを重視したい人はSBI証券、安心感を重視したい人は三菱UFJ eスマート証券など、自分の投資スタイルに合った証券会社を選ぶことも大切です。
この記事を参考に、自分に合った証券会社でNISA対応口座を開設し、まずは積立投資から始めてみましょう。
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監修者
同志社大学法学部卒業後、個人・法人向けクレジットカード営業を経験。副業ライターを経て、2024年12月に独立。現在はライター・編集者として、エンタメ系メディアを運営しながら、企業のオウンドメディア立ち上げにも携わる。読者にとって有益で、質の高いコンテンツ制作を重視している。
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