証券口座は持ってるだけでも大丈夫?放置するリスクとおすすめ活用法を解説
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「証券口座を開設したものの、結局使わず放置している」「作っただけで手数料や税金が発生しないか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
近年は新NISAをきっかけに証券口座を開設する人が増えていますが、実際には「とりあえず作っただけ」というケースも少なくありません。
結論からいうと、現在のネット証券の多くは、証券口座を持っているだけで維持費や口座管理料が発生するケースはほとんどありません。ただし、不正ログインや放置による管理リスクには注意が必要です。
この記事では、証券口座を持っているだけで手数料がかかるのかをはじめ、放置するリスクやメリット、おすすめの活用方法までわかりやすく解説します。
「放置していて大丈夫なのか不安」「解約すべきか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
注意点
証券口座は持ってるだけで手数料がかかる?
証券口座を開設したまま使っていないと、「毎月の維持費が発生するのでは?」「放置すると料金を請求されるのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。
結論として、現在のネット証券の多くは、口座を持っているだけで維持費や管理料が発生することはほとんどありません。
ここでは、証券口座の維持費の仕組みや、例外的に注意すべきケースについて解説します。
ネット証券の多くは口座維持費無料
現在の楽天証券・SBI証券・松井証券などの主要ネット証券では、基本的に口座維持費や管理料は無料です。
以前は一部の証券会社で口座管理料が発生するケースもありましたが、現在は無料化が主流となっています。そのため、「口座を開設しただけで毎月料金が発生する」という心配は基本的に不要です。
また、投資信託や株式を購入していなければ、価格変動による損失が発生することもありません。口座内に入金していない状態であれば、勝手に商品が購入されることもないため、開設しただけでリスクを負うケースはほぼないといえるでしょう。
NISA口座も維持費・管理料は不要
NISA口座についても、基本的に維持費や管理料はかかりません。
そのため、「NISA口座を開設したけど使っていない」という場合でも、特別なペナルティや追加費用が発生することはありません。
実際、「とりあえず新NISA用に作ったけど、まだ投資は始めていない」という人も多く存在します。特に投資初心者は、制度を理解してから始めたいと考えるケースも多いため、口座開設だけ先に済ませておくのは珍しいことではありません。
ただし、NISA口座は1人1口座までしか保有できないため、「別の証券会社へ変更したい」となった場合は手続きが必要です。
一部サービスでは手数料が発生する場合もある
基本的に維持費無料の証券会社が多い一方で、一部サービスでは手数料が発生することもあります。
例えば、以下のようなケースです。
手数料が発生するケース
- 信用取引の金利・貸株料
- 外国株取引時の為替手数料
- 特定商品の購入手数料
- 出金手数料(一部証券会社)
- 長期間未利用時の特別対応(海外証券など)
ただし、これらは「取引した場合」に発生する費用であり、単純に口座を持っているだけでは請求されません。
そのため、「まだ投資していない」「口座を開設しただけ」という状態であれば、基本的に大きな費用を心配する必要はないでしょう。
証券口座を持っているだけで起こるリスク・注意点
証券口座は持っているだけで維持費が発生しないケースが多い一方、完全に放置していても問題がないわけではありません。
特に近年は、不正アクセスやフィッシング詐欺による被害も増えており、「使っていないから安全」とは言い切れない状況になっています。
ここでは、証券口座を放置する際に注意したい代表的なリスクについて解説します。
不正ログイン・乗っ取りリスク
近年特に注意したいのが、不正ログインや口座乗っ取りのリスクです。
証券口座に資産を入れていなくても、ログイン情報が流出すると不正アクセスの対象になる可能性があります。特に、他サービスと同じパスワードを使い回している場合は危険です。また、証券会社を装ったフィッシングメールや偽サイトも増えており、「口座確認」「セキュリティ更新」といった文言でログイン情報を盗み取ろうとするケースもあります。
実際、「長期間ログインしていなかったため異変に気づかなかった」というケースもあるため、放置口座だからこそ注意が必要です。
不正ログイン対策としては、以下を行っておくと安心です。
不正ログイン対策で意識すること
- 二段階認証を設定する
- パスワードを使い回さない
- 定期的にログイン履歴を確認する
- 怪しいメールのリンクを開かない
特に二段階認証は、多くのネット証券で無料設定できるため、口座開設後に必ず設定しておきましょう。
ログインIDやパスワード忘れによる管理負担
「楽天証券とSBI証券を開設したものの、どちらのIDかわからなくなった」「登録メールアドレスが古く、認証コードを受け取れない」といった状況は珍しくありません。 特にIPO目的やキャンペーン目的で複数口座を開設すると、管理が煩雑になりやすくなります。
また、長期間ログインしていないと、パスワード再設定や本人確認書類の提出が必要になったり、再開時に手間がかかったりすることもあります。
そのため、使っていない口座でも、以下のような最低限の管理はしておくのがおすすめです。
おすすめ管理方法
- ID・パスワードをパスワード管理アプリで保管する
- 登録メールアドレスを最新状態にする
- 半年〜1年に1回程度はログイン確認する
「使わないから放置」ではなく、「必要な時にすぐ使える状態」を維持しておく意識が重要です。
長期間放置で郵送物や通知を見逃す可能性
証券会社からの重要なお知らせを見逃してしまう点も、放置口座の注意点です。 例えば、以下のような通知が届くことがあります。
証券会社から届くお知らせ
- セキュリティ強化のお知らせ
- 規約変更
- NISA制度変更
- ログイン方法変更
- メンテナンス情報
特にメールアドレス変更を放置していると、重要通知を受け取れなくなる恐れがあります。また、郵送物を長期間受け取っていない場合、「住所不明」と判断され、一部サービス利用が制限されることもあります。
不要な口座が増えすぎている場合は、セキュリティ管理の観点から整理するのも有効です。特に「どの証券会社を開設したかわからない」という状態であれば、一度見直したほうがよいでしょう。
▼証券口座の選び方について、詳しく知りたい方はこちら
証券会社の選び方を解説|初心者でも失敗しない比較ポイントとおすすめ8選
証券口座を持っているだけでも得られるメリット
「使っていないなら意味がない」と思われがちな証券口座ですが、実は持っているだけでも得られるメリットは少なくありません。
特に最近のネット証券は、投資初心者向けの無料サービスやポイント機能が充実しており、「まだ投資していない人」でも活用できる場面が増えています。
ここでは、証券口座を持っているだけで得られる代表的なメリットを紹介します。
IPO抽選に参加できる
証券口座を持っているだけでも大きなメリットの一つが、IPO(新規公開株)の抽選に参加できることです。
IPOとは、新しく上場する企業の株を上場前に購入できる制度で、公開後に株価が上昇するケースも多く、人気があります。IPOは抽選制が基本のため、複数の証券会社で口座を持っているほど当選チャンスを増やせます。
実際、IPO目的で楽天証券・SBI証券・松井証券などを複数開設している人も少なくありません。
また、証券会社によっては未入金でもIPO抽選に応募できる場合があります。そのため、「まだ本格的な投資はしないけど、IPOだけ参加したい」という使い方も可能です。
四季報・分析ツールを無料で使える
証券口座を持っていると、投資情報ツールや分析機能を無料で利用できる場合があります。 例えば、以下のようなサービスです。
利用できる機能やツール
- 四季報の閲覧
- 日経テレコン
- 銘柄分析ツール
- 株価アラート
- マーケットニュース配信
特にマネックス証券の「銘柄スカウター」や、楽天証券の日経テレコンなどは、投資家から高く評価されています。 これらは、実際に投資しなくても情報収集や勉強目的で利用できます。
「まずは投資の勉強から始めたい」「市場の流れを見ながら慣れたい」という人にとって、無料ツールだけでも十分価値があるでしょう。
銀行連携で普通預金金利が上がる場合がある
証券口座は、銀行口座と連携することで「預金金利アップ」のメリットを受けられる場合があります。 代表的なのが、以下の組み合わせです。
銀行連携の組み合わせの例
- 楽天証券 × 楽天銀行(マネーブリッジ)
- SBI証券 × 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金)
これらを連携すると、普通預金の金利が通常より優遇されることがあります。例えば、普通の銀行預金ではほとんど利息が付かない場合でも、証券口座と連携することで、より高い金利でお金を預けられる可能性があります。
また、銀行口座と証券口座の間で自動的にお金を移動できる機能もあり、「投資したい時だけ必要な金額を移す」といった操作がスムーズになります。
そのため、「今すぐ投資する予定はないけど、とりあえず銀行連携だけ利用している」という人も少なくありません。
ポイント投資やキャンペーンを利用できる
最近のネット証券では、ポイントを使った投資サービスや、お得な口座開設キャンペーンが充実しています。例えば、楽天証券では楽天ポイント、三菱UFJ eスマート証券ではPontaポイントを使って投資できるほか、SBI証券ではVポイント連携などにも対応しています。
また、最近はクレジットカード積立によるポイント還元サービスも人気を集めています。毎月の積立投資をクレジットカード払いにすることで、投資しながらポイントも貯められる仕組みです。さらに、証券会社によっては、口座開設だけでポイントや現金特典がもらえるキャンペーンを実施している場合もあります。
そのため、今すぐ投資する予定がない人でも、将来の資産形成準備やポイ活目的で証券口座を持っておく価値は十分あるといえるでしょう。
▼キャンペーンについて、詳しく知りたい方はこちら
【2026年6月最新】証券口座の開設キャンペーン比較!おすすめ8選
持っているだけでもメリットが多い!おすすめ証券口座6選
証券口座は、実際に投資を始めていなくても、IPO抽選への参加やポイント投資、無料分析ツールの利用など、持っているだけで活用できるサービスが数多くあります。
ここでは、持っているだけでもメリットを感じやすいおすすめ証券口座を6社紹介します。
楽天証券|ポイント投資や楽天経済圏を活用したい人向け

| 口座数 | 約1,300万口座 ※2025年11月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:買付最大4.40%+信託報酬(保有中)+売却時費用 国内株:売買手数料0円〜(コースにより55円〜1,070円/電話は最大4,950円) 米国株・海外株:約定代金の0.275%〜1.10%(米国株0.495%・上限あり+SEC費用) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 44社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,617本(2026年3月31日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/インド/シンガポール/マレーシア/タイ/ベトナムなど |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
| クレカ積立のポイント還元率 | 0.5〜2.0% |
| ポイントの種類 | 楽天ポイント |
楽天証券は、楽天ポイントを使った投資や、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」が人気の大手ネット証券です。
評判・口コミ傾向
- 「楽天ポイントで投資できるのが便利」
- 「楽天銀行との連携がかなり使いやすい」
- 「日経テレコンが無料で使えるのがありがたい」
- 「画面や機能が多く最初は少し迷う」
2024年には証券総合口座数1,100万口座を突破しており、新NISA開始以降も利用者を増やしています。楽天市場や楽天カードとの相性が良く、楽天経済圏を利用している人から高い支持を集めています。
また、楽天カード積立では最大1%還元に対応しているほか、楽天銀行との連携によって普通預金金利優遇や自動入出金機能も利用できます。
さらに、日経テレコンやマーケット情報など無料ツールも充実しており、「まだ投資はしていないけど情報収集用に使っている」というユーザーも少なくありません。
向いている人
- 楽天ポイントを活用したい人
- 楽天経済圏をよく利用する人
- ポイント投資から始めたい人
- 新NISA用口座を準備しておきたい人
向いていない人
- シンプルな操作画面を最優先したい人
- 最初から高機能分析ツールを重視する人
- 楽天サービスをほとんど利用しない人
新NISAや積立投資に興味を持ったタイミングでも始めやすく、将来の資産形成に備えて口座だけ先に準備しておきたい人にも相性の良い証券口座といえるでしょう。
SBI証券|IPOや商品数を重視したい人向け

| 口座数 | 約1,500万口座 ※2025年11月25日時点 グループ計 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:売買0円/信託報酬あり 国内株:条件達成で0円/通常55円〜 外国株:NISA0円/通常0.495%など |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 63社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,600本以上(2024年9月25日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
SBI証券は、商品数・IPO・ポイント還元・手数料など総合力の高さが魅力の大手ネット証券です。2025年には証券総合口座数1,400万口座を突破しており、国内ネット証券の中でもトップクラスの利用者数を誇ります。
評判・口コミ傾向
- 「商品数が多くて使いやすい」
- 「IPO狙いなら外せない」
- 「Vポイント投資が便利」
- 「機能が多く初心者は少し迷いやすい」
三井住友カード積立によるVポイント還元に対応しており、積立投資との相性も良好です。
さらに、住信SBIネット銀行との連携によって「SBIハイブリッド預金」を利用すると、通常の普通預金金利より高い優遇金利が適用されます。例えば、2025年時点では普通預金金利が年0.30%(税引前)に設定されています。
二段階認証やログイン通知などセキュリティ対策も強化されているため、安全性重視のユーザーからも支持されています。
向いている人
- 商品数や総合力を重視したい人
- IPO投資に興味がある人
- Vポイントを活用したい人
- メイン口座を長期利用したい人
向いていない人
- シンプルな画面を求める人
- 操作のわかりやすさを最優先したい人
- 最低限の機能だけ使いたい人
将来的にNISAや米国株投資など幅広い運用へ発展しやすく、長期的な資産形成を見据えて口座を準備しておきたい人にも相性の良い証券口座といえるでしょう。
▼SBI証券について、詳しく知りたい方はこちら
SBI証券とは?特徴やメリット・デメリット、手数料などを徹底解説
松井証券|初心者でも使いやすい証券会社を探している人向け

| 口座数 | 約173万口座 ※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【ボックスレート(1日定額制)の場合・税込・26歳以上】 ・~50万円:0円 ・~100万円:1,100円 ・~200万円:2,200円 ・~1億円:100万円単位で1,100円加算 ・1億円超:110,000円(上限) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 51社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,929本(2026年1月20日現在) |
| 外国株の取扱 | 米国株 |
| 単元未満株の購入可否 | 不可 |
松井証券は、シンプルで見やすい操作画面と、初心者向けサポートの充実度に強みを持つ老舗ネット証券です。
1918年創業の老舗証券会社でありながら、ネット証券としても長年の実績があり、「投資が初めてでも使いやすい」と評価されています。特に、アプリや取引画面が比較的シンプルなため、「機能が多すぎると不安」という初心者にも人気があります。
評判・口コミ傾向
- 「画面がわかりやすく初心者向け」
- 「サポートが丁寧で安心感があった」
- 「少額投資しやすい」
- 「IPO数や商品数はSBI証券より少なめ」
1日の約定代金50万円以下なら国内株式の手数料無料となっており、少額から投資を始めたい人にも向いています。
動画や記事など学習コンテンツも充実しているため、投資知識を身につけながら口座に慣れていきたい人でも利用しやすい証券会社です。
さらに、投資信託の積立やポイント投資にも対応しており、「いきなり大きなお金を投資するのは不安」という初心者でも始めやすい環境が整っています。
向いている人
- 初めて証券口座を作る人
- シンプルで見やすい画面を重視したい人
- 少額投資から始めたい人
- サポート体制を重視したい人
向いていない人
- IPO数や商品数を最重視する人
- 米国株や高度な分析機能を重視する人
- ポイント経済圏との連携を重視する人
難しい機能が少なく、証券口座に慣れるための最初の口座としても相性の良い証券会社といえるでしょう。
マネックス証券|分析ツールを重視したい人向け

| 口座数 | 約271万口座 ※2025年2月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【取引毎手数料コース(1約定制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・~150万円:640円 ・~3,000万円:1,013円 ・3,000万円超:1,070円 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 43社 (2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,860本(2026年1月20日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
| クレカ積立のポイント還元率 | 0.2〜1.1% |
| ポイントの種類 | マネックスポイント、dポイント |
マネックス証券は、高機能な分析ツールや米国株サービスに強みを持つネット証券です。
2025年2月時点で約271万口座を突破しており、特に米国株投資や企業分析を重視するユーザーから支持を集めています。投資信託は1,860本以上を取り扱っており、新NISAにも対応しています。
評判・口コミ傾向
- 「銘柄スカウターがかなり便利」
- 「米国株情報が充実している」
- 「分析好きには使いやすい」
- 「初心者には機能が多く感じる」
特に企業分析ツール「銘柄スカウター」は個人投資家からの評価が高く、業績推移や財務情報、過去の決算比較などをわかりやすく確認できます。
また、米国株・中国株にも対応しており、海外投資へ興味がある人にも使いやすい環境が整っています。単元未満株にも対応しているため、少額から株式投資を始めやすい点も特徴です。
さらに、dカード積立によるポイント還元にも対応しており、dポイントを活用した資産形成にも対応しています。
向いている人
- 分析ツールを重視したい人
- 米国株投資に興味がある人
- dポイントを活用したい人
- 投資情報をしっかり比較したい人
向いていない人
- シンプルな画面を重視する人
- 最低限の機能だけ使いたい人
- 完全初心者向けのわかりやすさを最優先したい人
将来的に米国株や本格的な銘柄分析にも発展しやすく、長期的に投資知識を深めたい人にも向いている証券口座といえるでしょう。
GMOクリック証券|コスト重視で取引したい人向け

| 口座数 | 約50万口座以上 (※2024年時点) |
| 取扱手数料(税込) | 【現物取引(1注文ごと)】 ・~5万円:50円 ・~10万円:90円 ・~20万円:100円 ・~50万円:260円 ・~100万円:460円 ・100万円超:段階制※1日定額プランあり |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 1社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 約163本(※2025年時点) |
| 外国株の取扱 | × |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
| クレカ積立のポイント還元率 | なし |
| ポイントの種類 | なし |
GMOクリック証券は、取引コストの安さや取引ツールの使いやすさに強みを持つネット証券です。2024年時点で約50万口座を突破しており、特にFX分野では国内トップクラスの人気を誇ります。
評判・口コミ傾向
- 「取引コストが安く使いやすい」
- 「アプリやツールが見やすい」
- 「FX目的で口座を作った」
- 「初心者向け解説は少なめ」
現物株の手数料は5万円まで50円(税込)、10万円まで90円(税込)など比較的低コストで、1日定額プランにも対応しています。
また、新NISAにも対応しており、投資信託は約163本を取り扱っています。単元未満株にも対応しているため、少額から株式投資を始めやすい点も特徴です。
さらに、GMOあおぞらネット銀行との連携にも対応しており、証券口座との資金移動をスムーズに行えます。
向いている人
- 取引コストを重視したい人
- FXやCFDに興味がある人
- 高機能な取引ツールを使いたい人
- GMO系サービスを利用している人
向いていない人
- 初心者向けサポートを最優先したい人
- 投資知識ゼロの状態から学びたい人
- IPO投資や外国株を重視する人
特に、FXや短期売買へ興味がある人にとっては、将来的な取引用口座として早めに準備しておきやすい証券口座といえるでしょう。
三菱UFJ eスマート証券|Pontaポイントを活用したい人向け

| 口座数 | 約192万口座 ※2025年12月末 |
| 取扱手数料(税込) | 【ワンショット(1注文制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・100万円超:約定金額×0.099%+99円【上限:4,059円】 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 20社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,851本(2026年1月20日現在) |
| 外国株の取扱 | 米国 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
| クレカ積立のポイント還元率 | 0.5〜1.0% |
| ポイントの種類 | グローバルポイント(クレカ積立)Pontaポイント(投資信託保有) |
三菱UFJ eスマート証券は、Pontaポイント投資や大手金融グループの安心感に強みを持つネット証券です。Pontaポイントを使った投資に対応しているため、au PAYやPonta経済圏を利用している人からも支持されています。
評判・口コミ傾向
- 「Pontaポイント投資が便利」
- 「大手グループなので安心感がある」
- 「初心者向けで使いやすい」
- 「IPO数や商品数はSBI証券より少なめ」
また、新NISAにも対応しており、投資信託は1,851本以上を取り扱っています。IPO実績も2025年は20社あり、「IPO用サブ口座」として利用するユーザーも少なくありません。
現物株の手数料は、5万円まで55円(税込)、10万円まで99円(税込)など比較的わかりやすい料金体系となっています。
また、三菱UFJ銀行との連携による資金管理のしやすさも魅力で、「銀行とまとめて管理したい」というユーザーにも人気があります。
向いている人
- Pontaポイントを活用したい人
- 大手金融グループの安心感を重視したい人
- 少額投資から始めたい人
- au経済圏を利用している人
向いていない人
- IPO数や商品数を最重視する人
- 米国株や高度な分析機能を重視する人
- 手数料の安さを最優先したい人
銀行・クレジットカード・ポイントサービスをまとめて管理したい人にとって、資産形成の入口として利用しやすい証券口座といえるでしょう。
証券口座を持っているだけの人におすすめの活用方法
「証券口座を開設したものの、まだ投資は始めていない」という人は少なくありません。しかし、証券口座は口座開設後に取引していない場合でも、活用方法次第で十分メリットがあります。
特に最近は、IPO抽選やポイント投資、無料情報ツールなど、投資を本格的に始める前段階で役立つサービスも増えています。
ここでは、証券口座を持っているだけの人におすすめの活用方法を紹介します。
IPO用口座として活用する
証券口座を持っているだけでも活用しやすい方法の一つが、IPO抽選専用口座として利用する方法です。
IPOは証券会社ごとに抽選が行われるため、複数口座を持っているほど当選チャンスを増やせます。特にSBI証券や楽天証券などはIPO目的で口座開設する人も多く、「普段は取引しないけどIPO時だけ利用する」というケースも珍しくありません。
また、証券会社によっては未入金でもIPO抽選へ参加できる場合があるため、まだ投資資金を入れていない人でも利用しやすいのが特徴です。
「今すぐ投資は考えていないけど、お得なIPOには参加したい」という人に向いている活用方法といえるでしょう。
NISA用に先に準備しておく
将来的に新NISAへ興味がある人は、証券口座を先に開設しておくのもおすすめです。
NISA口座の開設には一定の日数がかかる場合があり、投資したいタイミングですぐ始められないケースもあります。そのため、「今は投資予定がないけど、将来的には始めるかもしれない」という人が、準備として先に口座開設しておくパターンも増えています。
また、楽天証券やSBI証券ではポイント投資やクレカ積立にも対応しているため、少額から始めやすい環境を先に整えておきたい人にも向いています。
投資情報・分析ツールだけ利用する
証券口座は、実際に投資をしていなくても情報収集ツールとして活用できます。 特に、マネックス証券の「銘柄スカウター」や、楽天証券の日経テレコンなどは個人投資家からの評価も高く、企業分析や市場動向の確認に役立ちます。
投資へ不安がある場合でも、まずは情報収集や勉強目的で証券口座を活用することで、少しずつ投資知識を身につけやすくなります。
最初はツール確認やニュース閲覧だけ行い、慣れてから投資を始めるのもいいでしょう。
キャンペーンやポイント還元を活用する
最近のネット証券では、口座開設キャンペーンやポイント還元サービスも充実しています。
例えば、以下のようなものがあります。
キャンペーンやポイント還元サービスの例
- 口座開設で現金プレゼント
- クレカ積立によるポイント還元
- ポイント投資
- 取引量に応じた特典
特に楽天証券・SBI証券・三菱UFJ eスマート証券などは、ポイント経済圏との連携が強く、普段の買い物感覚で資産形成へつなげやすい点が特徴です。
また、投資予定がなくても、キャンペーンやポイントサービスをきっかけに証券口座を開設する人も増えています。
現在のネット証券は、本格的に投資する人だけでなく、ポイント活用や将来の資産形成準備として口座を持つユーザーも多くなっています。
証券口座を放置しても問題ない人・見直したほうがいい人
証券口座は、基本的に持っているだけで維持費が発生するケースは少ないため、すぐに解約しなければならないわけではありません。一方で、放置状態によってはセキュリティリスクや管理負担が増える場合もあります。
ここでは、証券口座を放置しても問題ない人と、見直しを検討したほうがよい人の特徴を紹介します。
放置しても問題ない人
以下に当てはまる場合は、無理に証券口座を解約する必要はないでしょう。
放置しても問題ないケース
- 将来的に投資や新NISAを始める可能性がある
- IPO抽選用として口座を持っている
- 四季報や分析ツールを利用している
- 楽天ポイントやVポイント投資に興味がある
- 維持費無料のネット証券を利用している
特に最近は、まず口座だけ開設しておくケースも増えています。新NISAやポイント投資へ興味を持ったタイミングで始めやすく、口座開設審査や本人確認の手間を先に済ませておける点もメリットです。
また、楽天証券やSBI証券のように、銀行連携やポイント機能を中心に活用しているパターンもあります。
定期的にログイン確認やセキュリティ設定だけ行えているのであれば、そのまま保有していても大きな問題はないでしょう。
見直したほうがいい人
一方で、以下のような状態の場合は、証券口座を整理・見直ししたほうがよい可能性があります。
見直したほうがいいケース
- ログインIDやパスワードがわからない
- 登録メールアドレスが古い
- 二段階認証を設定していない
- どの証券会社を開設したか把握していない
- 使わない口座が増えすぎている
特に近年は、不正ログインやフィッシング詐欺への注意が必要になっています。長期間ログインしていない口座は、異変に気づきにくくなるため注意が必要です。
また、複数口座を持ちすぎると、ID・パスワード管理や通知確認の負担も増えやすくなります。
今後も利用予定がなく、管理もできていない状態であれば、不要な口座は整理しておくことで、管理負担や情報漏えいリスクを減らしやすくなるでしょう。
▼複数証券口座の管理について、詳しく知りたい方はこちら
証券口座は複数持てる?メリット・デメリットや使い分けのコツを解説
証券口座を開設した後に最初にやるべきこと
ここでは、証券口座を開設した後に最初に確認しておきたいポイントを紹介します。
二段階認証を設定する
最初に確認しておきたいのが、二段階認証の設定です。
近年は、証券会社を狙ったフィッシング詐欺や不正ログイン被害も増えており、パスワードだけでは十分とは言えません。
二段階認証を設定しておけば、ログイン時にSMS認証や認証アプリ確認が追加されるため、不正アクセス対策を強化しやすくなります。また、ログイン通知メールや出金時認証なども設定しておくことで、異常に気づきやすくなります。
特に、しばらく取引予定がない場合でも、セキュリティ設定だけは早めに済ませておくことが重要です。
NISA設定・ポイント設定を確認する
NISA口座は1人1口座までのため、どの証券会社で設定しているか把握しておくことが重要です。
また、楽天証券・SBI証券・三菱UFJ eスマート証券などでは、ポイント投資やクレカ積立設定にも対応しています。例えば、楽天ポイント・Vポイント・Pontaポイントを使った投資や、クレジットカード積立によるポイント還元などがあります。
これらは初期設定を済ませていないと還元対象外になる場合もあるため、口座開設後に確認しておくと活用しやすくなります。
無料ツールやアプリを試してみる
証券会社ごとの無料ツールやスマホアプリも、一度確認しておくのがおすすめです。
最近のネット証券では、四季報閲覧やマーケットニュース、銘柄分析ツール、株価アラートなどを無料提供しているケースもあります。実際に取引予定がなくても、ツールやアプリへ慣れておくことで、将来的に投資を始めやすくなるでしょう。
また、証券会社ごとに画面デザインや操作感も異なるため、自分に合っているか確認する目的でも役立ちます。
少額投資やポイント投資から始める
投資経験がない場合は、少額投資やポイント投資から確認してみるのも方法の一つです。最近は、100円程度から投資信託を購入できる証券会社も増えており、以前より少額で始めやすくなっています。
また、楽天ポイントやVポイントなどを使ったポイント投資なら、現金を使わず投資の流れを確認しやすい点も特徴です。
最初から大きな金額を投資する必要はなく、少額で値動きや積立投資の仕組みに慣れていくのもいいでしょう。
証券口座に関するよくある質問
証券口座を開設したものの、「本当に手数料はかからないのか」「放置して問題ないのか」など、不安を感じる人も少なくありません。
ここでは、証券口座に関するよくある質問をまとめて解説します。
証券口座を持っているだけで税金はかかる?
基本的に、証券口座を開設しただけでは税金はかかりません。
税金が発生するのは、株式売却益や配当金など、利益が発生した場合です。また、新NISA口座を利用している場合は、一定の非課税枠内であれば利益へ税金がかからない仕組みになっています。
そのため、「口座だけ作った状態」や「入金していない状態」で課税される心配は基本的にありません。
証券口座を持っているだけで確定申告は必要?
基本的に、証券口座を持っているだけでは確定申告は必要ありません。
確定申告が必要になるのは、株式や投資信託の売却益、配当金などの利益が発生した場合です。そのため、口座を開設しただけの状態や、入金のみで取引をしていない状態であれば、税金が発生したり確定申告が必要になったりすることはありません。
また、多くのネット証券では「特定口座(源泉徴収あり)」を選択できます。特定口座(源泉徴収あり)の場合は、証券会社が利益にかかる税金を自動で計算・徴収してくれるため、初心者でも税金管理の手間を抑えやすいのが特徴です。
ただし、複数の証券口座で損益通算を行う場合や、一般口座・特定口座(源泉徴収なし)を利用している場合などは、確定申告が必要になることもあります。
NISA口座を使わず放置するとどうなる?
NISA口座を開設したものの、実際にはまだ投資していないケースも珍しくありません。基本的に、NISA口座を利用していなくても維持費やペナルティは発生しません。
ただし、NISA口座は1人1口座までのため、他社へ変更したい場合は金融機関変更手続きが必要になります。
また、長期間ログインしていない場合は、ID・パスワード忘れやセキュリティ通知見落としなどに注意が必要です。
複数の証券口座を持つメリット・デメリットは?
最近は、複数の証券口座を持つ人も増えています。例えば、SBI証券はIPO用、楽天証券はポイント投資用というように、用途ごとに使い分けるケースもあります。
複数口座を持つメリットとしては、IPO抽選チャンスを増やせる点や、システム障害時のリスク分散、証券会社ごとの強みを活用しやすい点などがあります。
一方で、ID・パスワード管理が複雑になりやすく、確定申告や資産管理がわかりにくくなる場合もあります。そのため、管理できる範囲で口座数を調整することが重要です。
使わない証券口座は解約したほうがいい?
利用予定がなく、ログイン情報も把握できていない場合は、整理を検討するのも選択肢です。
特に近年は、不正ログインやフィッシング詐欺対策の重要性が高まっているため、完全放置状態の口座が増えすぎると管理負担や情報漏えいリスクも高くなります。
一方で、維持費無料のネット証券で、IPOやポイント投資、将来のNISA利用などに活用する可能性がある場合は、そのまま保有しておくのもいいでしょう。
今後の利用予定や管理状況を踏まえた上で、必要性を見直すことが大切です。
まとめ|証券口座は放置だけでなく便利に活用しよう
証券口座は、現在のネット証券であれば持っているだけで維持費や管理料が発生するケースは少なく、口座開設だけで大きなデメリットになることは基本的にありません。
一方で、不正ログインやID・パスワード管理など、放置によるセキュリティ面の注意点はあります。
ただ最近は、IPO抽選やポイント投資、無料分析ツール、銀行連携など、投資していない段階でも活用しやすいサービスが増えています。
特に楽天証券やSBI証券などは、ポイント経済圏や新NISAとの相性も良く、将来の資産形成に向けた準備用口座としても人気です。「まだ投資を始めるか決めていない」という段階でも、まずは証券口座だけ開設しておくことで、IPO抽選やポイント投資、キャンペーンなどを活用しやすくなるでしょう。
これから新NISAや資産形成へ興味がある方は、本記事を参考に、自分に合った証券口座をチェックしてみてください。
監修者
同志社大学法学部卒業後、個人・法人向けクレジットカード営業を経験。副業ライターを経て、2024年12月に独立。現在はライター・編集者として、エンタメ系メディアを運営しながら、企業のオウンドメディア立ち上げにも携わる。読者にとって有益で、質の高いコンテンツ制作を重視している。
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