証券口座の開設審査とは?落ちる理由・審査時間・通過のコツを初心者向けに解説
新NISAをきっかけに投資を始めようとしたものの、「証券口座の審査で落ちたらどうしよう」「審査中のまま進まない」と不安になっている人も多いのではないでしょうか。
特に、SBI証券や楽天証券などのネット証券ではスマホだけで申し込みできる一方、審査が長引くと「落ちたのでは?」と心配になりやすいものです。
しかし、証券口座の審査はクレジットカードの与信審査とは性質が異なり、本人確認や不正利用防止、NISAの税務署確認などが中心です。また、審査が止まる原因の多くは、入力ミスや本人確認書類の不備、NISA口座の重複登録など、初心者でも起こりやすい内容です。
本記事では、証券口座の開設審査の仕組みや落ちる理由、最短で開設するコツを初心者向けにわかりやすく解説します。ぜひ最後までお読みください。
証券口座の開設審査とは?落ちる理由・審査時間・通過のコツを初心者向けに解説
証券口座の開設審査とは?
証券口座を開設する際には、申込者本人による申し込みかどうかや、登録情報・本人確認書類に問題がないかを確認する審査がおこなわれます。
具体的には、氏名・住所・生年月日が本人確認書類と一致しているか、本人名義で申し込まれているか、反社会的勢力に該当しないかなどを確認しています。また、信用取引やFX口座など一部の取引では、投資経験や金融資産、職業などが確認される場合もあります。
ネット証券では、申し込み後に本人確認書類の提出やスマホ本人確認(eKYC)がおこなわれ、確認完了後に口座開設手続きが進む流れが一般的です。
証券会社が口座開設時に審査を行う理由
ここでは、証券会社がどのような目的で口座開設時の審査を行っているのかを見ていきます。
本人確認や不正利用防止のため
証券口座は、株式や投資信託などの金融商品を売買できる口座であり、お金の出入りも発生します。そのため、証券会社では「本当に本人が申し込んでいるか」を確認する必要があります。
もし本人確認なしで口座開設できてしまうと、第三者によるなりすまし口座や、不正送金、詐欺などに利用されるリスクがあります。特にネット証券はオンラインだけで申し込みできるため、本人確認は重要な確認項目のひとつです。
こうした確認は、犯罪収益移転防止法に基づいて義務付けられています。金融機関には、口座開設時に本人確認を実施し、疑わしい取引を防止する対応が求められています。
また、証券会社では、口座名義人以外による利用や架空名義での申し込みがないかも確認しています。こうした確認によって、不正取引や金融犯罪への利用を防止しています。
マネーロンダリング対策が義務化されているため
証券会社では、犯罪によって得た資金を合法的なお金に見せかける「マネーロンダリング(資金洗浄)」を防ぐための確認も実施しています。
証券口座は、株式売買や資金移動に利用できる金融口座です。そのため、不正資金の移動先として悪用されるリスクもあります。
金融機関には犯罪収益移転防止法に基づき、反社会的勢力との関係有無や、不自然な取引につながる可能性がないかを確認する義務があります。
投資リスクを理解できるか確認するため
証券口座では、株式や投資信託など価格変動のある金融商品を取り扱うため、申込者が投資リスクを理解したうえで取引できるかも確認しています。
特に、信用取引やFXなどリスクの高い取引では、投資経験や金融資産、年収などを確認されるケースがあります。これは、金融商品取引法における「適合性の原則」に基づく対応です。
一方、通常の総合口座であれば、投資未経験者や初心者でも開設できるケースは多く、無職や学生でも申し込みできる証券会社は少なくありません。
証券口座の審査で確認される主な項目
では、実際にどのような項目が確認されているのでしょうか。ここでは、証券会社口座開設の審査で主に見られているポイントについて解説します。
本人確認書類と登録情報の一致
証券口座の審査では、本人確認書類と申込時に入力した情報が一致しているかを確認されます。特に、氏名・住所・生年月日の一致は重要な確認項目です。
たとえば、本人確認書類では「○○マンション101号室」と記載されているのに、申し込みフォームでは建物名を省略している場合、再確認になるケースがあります。
また、番地表記の違いや旧住所のままになっているケースも注意が必要です。入力ミスではなくても、本人確認書類との表記ズレによって審査が止まることがあります。さらに、マイナンバー提出漏れや、有効期限切れの本人確認書類も審査停止原因になりやすいポイントです。
ネット証券ではスマホ本人確認(eKYC)を採用している会社も多く、本人確認画像の鮮明さも確認されています。写真のブレや光の反射、四隅が写っていない状態では、再提出を求められるケースがあります。
年齢・居住地・反社会的勢力チェック
証券口座の審査では、年齢や居住地などの基本条件も確認されています。多くの証券会社では、日本国内居住を口座開設条件としており、海外居住者は申し込みできないケースがあります。
また、未成年口座では親権者同意が必要になる場合があり、高齢者では追加確認がおこなわれるケースも少なくありません。証券会社によっては、一定年齢以上で電話確認や取引制限がおこなわれることもあります。
さらに、反社会的勢力との関係有無についても確認されています。これは犯罪収益移転防止法などに基づく対応であり、金融機関では重要な確認項目です。
外国籍の場合は、在留カード提出や在留期限確認がおこなわれるケースもあります。
投資経験・金融資産・職業
証券口座の審査では、投資経験や金融資産、職業などを確認される場合もあります。特に、信用取引やFXなどリスクの高い取引では、通常の総合口座より詳しく確認される傾向です。
また、金融機関勤務者や上場企業関係者などは、内部者登録の対象になるケースも少なくありません。インサイダー取引防止の観点から、追加確認がおこなわれることもあります。
証券口座の審査とクレジットカード審査との違い
証券口座の審査とクレジットカード審査との大きな違いは、「返済能力」ではなく「本人確認や適切な取引ができるか」を確認している点です。

クレジットカードでは、お金を立て替えるサービスであるため、年収や信用情報、借入状況などをもとに与信審査がおこなわれます。一方、証券口座の総合口座では、本人確認や不正利用防止、投資リスクを理解できるかといった確認が中心です。
そのため、クレジットカードの審査に落ちた経験があっても、証券口座は開設できるケースがあります。
ただし、信用取引口座やFX口座では、通常の総合口座より審査が厳しくなりがちです。投資経験や金融資産などを確認されるケースもあり、通常口座とは確認内容が異なります。
証券口座の審査状況を確認する方法
証券口座を申し込んだ後、「審査中のまま進まない」「口座開設できているか分からない」と不安になる人も少なくありません。
多くの証券会社では、申込状況ページやマイページ上で現在のステータスを確認できます。また、審査状況や書類再提出依頼はメールで通知されるケースも多いため、迷惑メールフォルダも含めて確認しておくことが重要です。
特に「審査中」と表示されている場合は、本人確認やNISAの税務署確認がおこなわれている可能性があります。NISA口座を同時申し込みしている場合は、通常口座より時間がかかることもあります。
また、土日・祝日を挟んでいる場合や、新NISA開始直後、キャンペーン時期などは審査が混雑しやすく、反映まで時間がかかるケースもあります。
長期間進まない場合は、書類再提出依頼が届いていないか確認し、それでも状況が変わらない場合はサポート窓口へ問い合わせましょう。
最短で証券口座を開設するコツ
証券口座は、申し込み方法や提出書類によって開設スピードが大きく変わります。特にネット証券では、スマホ本人確認(eKYC)に対応している会社も多く、最短で即日〜翌営業日に開設できるケースもあります。
ここでは、できるだけスムーズに証券口座を開設するコツについて解説します。
スマホ本人確認(eKYC)を利用する
スマホ本人確認(eKYC)を利用すると、郵送不要で本人確認を完結できます。書類返送の手間がないため、口座開設スピードが早くなりやすいです。
特にSBI証券や楽天証券では、スマホ完結型の申し込み方法が整備されており、最短翌営業日で開設できるケースもあります。
入力内容を事前にチェックする
氏名や住所の表記ズレ、マイナンバー提出漏れなどがあると、再確認によって開設までの日数が延びやすくなります。
申し込み前に、本人確認書類と完全一致しているか確認しておくことが重要です。特に建物名や番地表記は、細かな違いでも確認対象になるケースがあります。
混雑しやすい時期を避ける
新NISA開始直後や大型キャンペーン時期、月末・連休前などは申し込みが集中しやすく、通常より審査が長引くケースもあります。
急ぎで開設したい場合は、混雑しやすいタイミングを避けて申し込むのも有効です。
証券口座開設審査が不安な人におすすめの証券会社
証券会社によって、口座開設方法やサポート体制、開設スピードには違いがあります。特にネット証券では、スマホ本人確認(eKYC)によるオンライン完結型が主流になっており、初心者でも申し込みしやすい環境が整っています。
ここでは、審査や口座開設が不安な人でも利用しやすい主要ネット証券を紹介します。
SBI証券|スマホ完結で最短開設しやすい

| 口座数 | 約1,500万口座 ※2025年11月25日時点 グループ計 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:売買0円/信託報酬あり 国内株:条件達成で0円/通常55円〜外国株:NISA0円/通常0.495%など |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 63社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,600本以上(2024年9月25日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
SBI証券は、2026年時点で証券総合口座数1,400万口座超を公表している国内最大級のネット証券です。新NISA利用者も多く、投資初心者から上級者まで幅広く利用されています。
口座開設では、スマホ本人確認(eKYC)に対応しており、公式でも「最短翌営業日」で取引開始可能と案内されています。申し込み後は、本人情報入力→本人確認→審査→ログイン情報受け取りという流れで進みます。
また、三井住友カードでのクレカ積立では、例えば三井住友カード プラチナプリファードの場合、積立額に応じ最大5.0%のVポイント※が付与されます。投資信託の取扱本数やIPO取扱数も国内トップクラスで、NISA・米国株・IPOなど幅広い投資を1社で完結しやすい点も強みです。
スマホ完結でスピーディーに口座開設したい人や、新NISAを本格的に活用したい人、将来的に幅広い投資商品を利用したい人に向いています。
▼SBI証券について、詳しく知りたい方はこちら
SBI証券とは?特徴やメリット・デメリット、手数料などを徹底解説
※についてはこちら
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さらに、株式会社Oliveコンサルティングが提供するOlive資産運用サービスにお申し込みのうえ、株式会社三井住友銀行および株式会社Oliveコンサルティングが提供する資産運用特典の条件を達成することで、最大2%のポイントを上乗せして付与します。
条件や特典内容の詳細は「三井住友カードつみたて投資」ページをご確認ください。
楽天証券|初心者でも操作しやすい

| 口座数 | 約1,300万口座 ※2025年11月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 投資信託:買付最大4.40%+信託報酬(保有中)+売却時費用 国内株:売買手数料0円〜(コースにより55円〜1,070円/電話は最大4,950円) 米国株・海外株:約定代金の0.275%〜1.10%(米国株0.495%・上限あり+SEC費用) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 44社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,617本(2026年3月31日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国/韓国/ロシア/インド/シンガポール/マレーシア/タイ/ベトナムなど |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
楽天証券は、NISA口座数700万口座超を公表している国内大手ネット証券です。スマホ本人確認に対応しており、公式でも最短翌営業日で取引開始可能と案内されています。
口座開設では、申し込み後にスマホ本人確認または本人確認書類提出をおこない、審査完了後にログインIDが通知される流れです。総合口座とNISA口座を同時申し込みできる点も特徴で、楽天証券公式でも4STEP形式で手順が案内されています。
また、楽天カード積立に対応しており、対象カードでは積立額に応じて最大1.0%の楽天ポイント還元を受けられます。楽天ポイントを使った投資にも対応しているため、普段から楽天経済圏を利用している人にも使いやすい証券会社です。
ポイントを活用しながら新NISAを始めたい人や、操作性を重視したい人に向いています。
松井証券|サポート重視で始めやすい

| 口座数 | 約173万口座 ※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【ボックスレート(1日定額制)の場合・税込・26歳以上】 ・~50万円:0円 ・~100万円:1,100円 ・~200万円:2,200円 ・~1億円:100万円単位で1,100円加算 ・1億円超:110,000円(上限) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 51社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,929本(2026年1月20日現在) |
| 外国株の取扱 | 米国株 |
| 単元未満株の購入可否 | 不可 |
松井証券は、初心者向けサポートに強みを持つ老舗ネット証券です。スマホ本人確認(eKYC)に対応しており、公式では最短即日で口座開設できる場合があると案内されています。
口座開設では、本人情報入力後にスマホ本人確認または書類提出をおこない、審査完了後にログイン情報が通知される流れです。オンライン完結型にも対応しているため、郵送なしで手続きしやすい点も特徴です。
また、投資信託の残高に応じて最大1.0%のポイント還元を受けられる「投信残高ポイントサービス」にも対応しています。少額投資にも対応しており、NISAをこれから始めたい初心者でも利用しやすい環境が整っています。
電話サポートも利用しやすいため、操作方法を確認しながら進めたい人や、サポート体制を重視したい人に適しています。
マネックス証券|米国株や情報ツールも充実

| 口座数 | 約271万口座 ※2025年2月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【取引毎手数料コース(1約定制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・~150万円:640円 ・~3,000万円:1,013円 ・3,000万円超:1,070円 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 43社 (2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,860本(2026年1月20日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国/中国 |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
マネックス証券は、米国株取扱銘柄数の多さや投資情報ツールの充実度に強みを持つネット証券です。NISA口座にも対応しており、米国株投資を重視したい人にも選ばれています。
口座開設では、オンライン申し込み後に本人確認書類を提出し、審査完了後にログイン情報が通知される流れです。スマホ本人確認(eKYC)にも対応しており、公式でもオンライン完結型の口座開設方法が案内されています。
また、マネックスカードによる投資信託積立では、カード種類に応じて0.1%〜1.1%のマネックスポイント還元を受けられます。さらに、米国株分析ツール「銘柄スカウター米国株」など、投資情報ツールが充実している点も特徴です。
米国株投資に興味がある人や、情報収集を重視したい人、分析ツールを活用しながら投資したい人に向いています。
GMOクリック証券|スマホ取引を重視したい人向け

| 口座数 | 約50万口座以上 (※2024年時点) |
| 取扱手数料(税込) | 【現物取引(1注文ごと)】 ・~5万円:50円 ・~10万円:90円 ・~20万円:100円 ・~50万円:260円 ・~100万円:460円 ・100万円超:段階制※1日定額プランあり |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPO実績 | 1社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 約163本(※2025年時点) |
| 外国株の取扱 | × |
| 単元未満株の購入可否 | 可 |
GMOクリック証券は、スマホアプリの操作性に強みを持つネット証券です。株式だけでなく、FXやCFDなどもまとめて利用できる点が特徴で、スマホ中心で取引したい人にも向いています。
口座開設では、オンライン申し込み後に本人確認書類を提出し、審査完了後にログイン情報が通知される流れです。スマホ本人確認(eKYC)にも対応しており、郵送不要で申し込みできるケースがあります。
また、GMOあおぞらネット銀行との連携によって資金移動をスムーズにおこないやすく、FX取引高でも国内トップクラスの実績を持っています。
スマホアプリで手軽に取引したい人や、株式だけでなくFX・CFDもまとめて利用したい人、取引ツールの使いやすさを重視したい人におすすめです。
証券口座の開設から取引開始までの流れ
ここでは、一般的な証券口座開設から取引開始までの流れを見ていきます。
STEP1|証券会社を選ぶ
まずは、自分に合う証券会社を選びます。証券会社によって、手数料や取扱商品、アプリ操作性、ポイント還元などに違いがあります。
また、新NISA対応状況や投資信託の取扱本数、米国株対応なども比較ポイントになります。
STEP2|本人情報を入力する
証券会社を選んだ後は、氏名・住所・職業などの本人情報を入力します。あわせて、NISA口座や特定口座の申し込み設定をおこなうケースも一般的です。
入力内容は、本人確認書類と一致しているか事前確認しておくことが重要です。
STEP3|本人確認書類を提出する
次に、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提出します。ネット証券では、スマホ本人確認(eKYC)によるオンライン提出が主流になっています。
外国籍の場合は、在留カード提出を求められるケースもあります。
STEP4|審査完了後に初期設定する
審査完了後は、ログインIDやパスワードが通知されます。その後、初回ログインや入金設定をおこない、取引開始できる流れです。
ネット証券では、スマホ完結型を利用することで、最短即日〜翌営業日で取引開始できるケースもあります。
証券口座の審査に落ちた時の対処法
ここでは、証券口座の審査に落ちた時の主な対処法について解説します。
入力ミスや書類不備を修正して再申請する
入力内容や本人確認書類に不備がある場合は、内容を修正して再申請することで解決できるケースがあります。
特に多いのが、住所や建物名の入力漏れ、本人確認書類との表記ズレ、本人確認画像の不鮮明などです。同じミスを繰り返さないよう、本人確認書類と完全一致しているか確認してから再提出することが重要です。
他社証券会社へ申し込む
証券会社ごとに口座開設基準や確認方法は異なります。そのため、1社で開設できなかった場合でも、別の証券会社では問題なく開設できるケースがあります。
特に、スマホ完結型や初心者向けサポートが充実しているネット証券は、オンライン申し込みしやすい傾向があります。
NISA口座の重複登録を解消する
NISA口座は1人1口座までのため、他社でNISA口座を保有している場合は税務署確認で止まるケースがあります。
その場合は、現在のNISA口座状況を確認し、必要に応じて金融機関変更手続きをおこなう必要があります。
総合口座のみ先に利用する
NISA口座の確認中でも、総合口座自体は先に開設・利用できるケースがあります。
そのため、まずは通常の総合口座で取引を開始し、NISA口座の開設完了後に非課税投資へ切り替える方法もあります。
【証券会社別】口座開設にかかる日数比較
証券口座を開設する際、「審査は何日かかるの?」「いつから取引できる?」と気になる人も多いでしょう。
証券会社はクレジットカードのように「審査日数」を公表しているわけではありません。一般的には「口座開設完了まで」または「取引開始まで」の目安を案内しています。
スマホ本人確認(eKYC)を利用すれば最短即日〜翌営業日で取引を開始できるケースもありますが、郵送での本人確認やNISA口座の同時申し込みを行う場合は、さらに日数がかかることがあります。
以下は、主要ネット証券の口座開設から取引開始までのおおよその目安です。

特に新NISAの開始直後や大型キャンペーン期間中は申し込みが集中しやすく、通常より開設まで時間がかかることがあります。また、本人確認書類の不備や住所表記の相違、マイナンバーの提出漏れなどがあると、再確認によって日数が延びるケースも少なくありません。
できるだけ早く口座を開設したい場合は、スマホ本人確認(eKYC)を利用し、入力内容と本人確認書類の内容が一致しているか事前に確認しておくことをおすすめします。
証券口座の審査に関するよくある質問
証券口座の審査では、「ブラックリストでも開設できる?」「借金があると落ちる?」など、不安を感じやすいポイントも多くあります。特に新NISAをきっかけに初めて口座開設する人は、クレジットカード審査との違いが分かりづらいケースも少なくありません。
ここでは、証券口座の審査でよくある質問について解説します。
クレジットカード審査に落ちた人・ブラックリストでも証券口座開設できる?
証券口座の総合口座は、クレジットカードのような貸付審査ではないため、クレジットカード審査に落ちた経験があっても開設できるケースがあります。
一方、信用取引口座やFX口座では、投資経験や金融資産などを確認されるケースがあり、通常口座より審査が厳しくなる傾向があります。
借金や延滞歴は証券口座開設の審査に影響する?
通常の総合口座では、借金や延滞歴の影響は限定的とされています。
ただし、信用取引口座では資産状況や投資経験を確認されるケースがあるため、状況によっては追加確認がおこなわれることもあります。
複数の証券口座を開設しても問題ない?
証券口座は複数開設可能です。実際、用途ごとに証券会社を使い分けている人も少なくありません。
ただし、NISA口座は1人1口座までとなっているため、複数の証券会社で同時に開設することはできません。
無職・学生・借金ありでも証券口座は作れる?
通常の総合口座であれば、無職や学生、専業主婦でも開設できるケースは多いです。
一方、信用取引口座では、投資経験や金融資産などを重視されがちです。
外国籍でも証券口座は作れる?
外国籍でも、日本国内居住などの条件を満たしていれば口座開設できるケースがあります。
証券会社によっては、在留カード提出や在留期限確認がおこなわれる場合もあります。
証券口座の審査時間はどれくらい?
ネット証券では、スマホ本人確認(eKYC)を利用することで、最短即日〜翌営業日で開設できるケースがあります。
一方、郵送申し込みやNISA同時申し込み、新NISA開始直後などは審査に時間がかかることが多くなっています。
まとめ|証券口座の審査はポイントを押さえれば初心者でも開設しやすい
証券口座の審査では、本人確認や不正利用防止などが確認されています。クレジットカードのような与信審査とは異なり、通常の総合口座であれば初心者でも開設できるケースは多いです。
一方で、入力ミスや本人確認書類の不備、本人確認画像の問題などは、審査停止や開設遅延につながりやすいポイントです。特にネット証券では、入力内容と提出書類を一致させることが重要になります。
スムーズに口座開設したい場合は、スマホ本人確認(eKYC)を利用し、事前に入力内容を確認しておくことが重要です。SBI証券や楽天証券などオンライン完結型のネット証券であれば、最短翌営業日で取引開始できるケースもあります。
新NISAや資産形成を始めたい人は、この記事を参考にまずは総合口座を開設し、少額投資から始めてみましょう。
監修者
同志社大学法学部卒業後、個人・法人向けクレジットカード営業を経験。副業ライターを経て、2024年12月に独立。現在はライター・編集者として、エンタメ系メディアを運営しながら、企業のオウンドメディア立ち上げにも携わる。読者にとって有益で、質の高いコンテンツ制作を重視している。
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