NISAはどこがいい?おすすめ証券会社と選び方を徹底解説!
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NISAを始めようと思っても、銀行や証券会社が多く、「どこで口座を開設すればいいの?」と迷う方もいるでしょう。
NISA口座は1人1口座のみのため、最初の金融機関選びは重要です。取扱商品数や手数料、ポイント還元、アプリの使いやすさなどは金融機関によって異なります。あとから変更することもできますが手間がかかるため、長く使いやすい口座を選びましょう。
本記事では、NISAはどこがいいのか迷っている方に向けて、金融機関ごとの違いやおすすめの証券会社、口座選びのポイントをわかりやすく解説します。
これからNISAを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
NISAはどこがいい?迷ったらネット証券がおすすめ
NISA口座をどこで開設するか迷ったら、まずはネット証券を候補に入れるのがおすすめです。
ネット証券は、銀行や対面証券と比べて取扱商品が多く、投資信託や国内株式、米国株など幅広い商品から選べます。将来的に投資信託以外の商品にも挑戦したい場合でも、口座を変更せずに対応しやすい点が魅力です。
また、取引手数料を抑えやすく、クレカ積立やポイント投資などのサービスも充実しています。毎月コツコツ積立を続けたい方にとっては、ポイントを貯めながら資産形成できる点もメリットといえるでしょう。
一方で、店舗で直接相談したい方や、担当者に相談しながら進めたい方は、銀行や対面証券が向いている場合もあります。迷った場合は、商品数や手数料、ポイントサービスを比較しやすいネット証券から検討すると選びやすくなります。
NISA口座を開設できる金融機関の違い
NISA口座は、ネット証券、銀行、対面証券などで開設できます。それぞれ特徴が異なるため、違いを知っておくと自分に合った金融機関を選びやすくなります。
ネット証券|低コストで商品数が豊富
ネット証券は、NISA口座の開設先として特に人気があります。大きなメリットは、取扱商品数の多さと手数料の安さです。つみたて投資枠の投資信託だけでなく、成長投資枠で国内株式や外国株式、ETFなどを購入できる証券会社もあります。
また、クレジットカードによる投信積立に対応している会社も多く、積立額に応じてポイントが貯まる点も魅力です。スマホアプリやウェブ画面から取引できるため、自分のペースで運用したい方にも向いています。
一方で、基本的には自分で商品を選ぶ必要があります。不安がある方は、電話相談やチャット対応などのサポート体制も確認しておくと安心です。
銀行|身近な金融機関で相談しやすい
銀行は、普段利用している金融機関でそのままNISAを始められる点が特徴です。
店舗で相談できる銀行であれば、投資が初めての方でも疑問を確認しながら手続きを進めやすいでしょう。給与口座や貯蓄口座と同じ銀行を利用すれば、資金管理もしやすくなります。
一方で、ネット証券と比べると取扱商品が限られる場合があります。投資信託を中心に運用する場合は十分なケースもありますが、将来的に国内株式や米国株にも投資したい方は事前に商品ラインアップを確認しておくと安心です。
対面証券|資産運用の相談をしながら進められる
野村證券や大和証券など、店舗を持つ対面証券では、担当者に相談しながら投資方針を決められます。
資産全体の状況や投資目的を踏まえてアドバイスを受けられるため、まとまった資金を運用したい方や、担当者と相談しながら進めたい方に向いています。
ただし、商品によっては手数料が高くなる場合があることに注意が必要です。NISAは長期運用を前提とする制度のため、購入時の手数料や信託報酬などのコストも確認しておくことが大切です。
タイプ別に見るNISA口座の選び方
NISA口座を選ぶときは、人気や知名度だけで決めるのではなく、自分の使い方に合っているかを確認することが大切です。ここでは、重視したいポイント別に選び方の目安を紹介します。
迷ったらSBI証券を選ぶ
どこでNISAを始めるか迷ったら、まずは総合力の高いSBI証券を候補にするとよいでしょう。
取扱商品が多く、NISAで投資できる商品を幅広く選べます。投資信託の積立だけでなく、国内株式や米国株にも挑戦したい方にとって使いやすい口座です。
また、三井住友カードによるクレカ積立やVポイントサービスも充実しています。取扱商品の豊富さや使いやすさを重視したい方は、まずSBI証券を検討するとよいでしょう。
ポイント重視なら経済圏で選ぶ
ポイント還元を重視する方は、普段利用しているクレジットカードやポイントサービスとの相性を確認しておきましょう。
| 証券会社 | クレジットカード | ポイント |
| SBI証券 | 三井住友カード | Vポイント |
| 松井証券 | JCBカード | J-POINT(旧Oki Dokiポイント) |
| 三菱UFJeスマート証券 | au PAYカード | Pontaポイント |
| 楽天証券 | 楽天カード | 楽天ポイント |
| マネックス証券 | dカード | dポイント |
クレカ積立に対応した証券会社では、積立額に応じてポイントを貯められます。Vポイントやdポイント、Pontaポイント、楽天ポイントなど、普段利用しているポイントを活用できる点も魅力です。
ポイント還元だけで決める必要はありませんが、日頃から利用しているサービスと合わせることで、積立投資を続けやすくなるでしょう。
サポート重視なら相談しやすさで選ぶ
投資初心者で不安が大きい方は、サポート体制を重視して選ぶ方法もあります。
ネット証券でも、電話相談や問い合わせ窓口を用意している会社があります。例えば、松井証券では電話による問い合わせや投資相談サービスが利用できるため、初めて投資をする方でも相談しながら進めやすい環境が整っています。
また、操作画面のわかりやすさも重要なポイントです。積立設定や商品検索、残高確認をスムーズに行えるかどうかも確認しておくと安心でしょう。
米国株やIPOも使いたいなら商品数で選ぶ
NISAで投資信託以外の商品にも投資したい方は、商品数や取扱ジャンルを確認しましょう。
成長投資枠では、国内株式や投資信託、ETFなどに投資できます。証券会社によっては米国株やIPO※にも対応しており、SBI証券やマネックス証券は取扱実績が豊富です。
将来的に投資の幅を広げたい方は、最初から商品ラインアップの充実した証券会社を選ぶと便利です。初心者の方は、まず投資信託の積立から始め、慣れてきたら成長投資枠を活用するとよいでしょう。
※IPOについてはこちら
IPO(新規公開株)とは、証券取引所に新しく上場する企業の株式のことです。上場前の価格で購入できる場合があります。
NISAにおすすめの証券会社7選
NISA口座は長く利用することが多いため、取扱商品やポイント還元、使いやすさなどを比較して選ぶことが大切です。ここでは、初心者でも利用しやすいおすすめの証券会社を紹介します。
SBI証券|総合力が高く初心者にもおすすめ

| 口座数 | 約1,500万口座※2025年11月25日時点 グループ計 |
| 取扱手数料(税込) | 0円(国内株式など)※ゼロ革命適用時 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 63社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,604本(2026年6月時点) |
| 外国株の取扱 | 米国 中国 韓国 ロシア ※注文停止中 ベトナム インドネシア シンガポール タイ マレーシア |
| ポイント投資 | Vポイント、Pontaポイント |
SBI証券は、NISAを初めて利用する方から本格的に投資したい方まで幅広く使いやすいネット証券です。
投資信託や国内株式、米国株など取扱商品が豊富で、将来的に投資の幅を広げたい方にも向いています。IPOの取扱実績が多い点も特徴で、さまざまな投資に挑戦しやすい環境が整っています。
また、三井住友カードによるクレカ積立ではVポイントを貯めることが可能です。総合力を重視して選びたい方におすすめの証券会社といえるでしょう。
向いている人
- 初めてNISAを始める人
- 取扱商品の豊富さを重視する人
- Vポイントを活用したい人
- 投資信託だけでなく将来的にIPO(新規公開株)や米国株にも挑戦したい人
向いていない人
- 対面で相談しながら投資を進めたい人
- 利用するポイントや経済圏が決まっている人
- シンプルな機能だけで十分な人
松井証券|サポート重視の方におすすめ

| 口座数 | 約173万口座※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【ボックスレート(1日定額制)の場合・税込・26歳以上】 ・~50万円:0円 ・~100万円:1,100円 ・~200万円:2,200円 ・~1億円:100万円単位で1,100円加算 ・1億円超:110,000円(上限) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 51社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,929本(2026年1月時点) |
| 外国株の取扱 | 米国 |
| ポイント投資 | J-POINT、松井証券ポイント |
松井証券は、投資初心者やサポートを重視したい方に向いている証券会社です。
電話による問い合わせや投資相談サービスが用意されており、不明点を確認しながら進めやすい環境が整っています。老舗証券会社ならではの安心感も魅力です。投資信託の保有残高に応じたポイントサービスに加え、JCBカードによるクレカ積立にも対応しています。
また、1日の約定代金合計が50万円までなら株式取引手数料が無料となる点も特徴です。初めて投資をする方や、相談しながら進めたい方におすすめです。
向いている人
- 投資初心者で相談しながら進めたい人
- JCBカードでクレカ積立をしたい人
- 投資信託を中心にNISAを活用したい人
向いていない人
- クレカ積立のポイント還元を最優先したい人
- 米国株やIPOの豊富さを重視したい人
- 外国株やIPOなど多機能なサービスを求める人
楽天証券|楽天ポイントを活用したい方におすすめ

| 口座数 | 約1,300万口座※2025年11月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 国内株式の現物・信用取引の手数料0円※ゼロコース |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 44社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 2,612本(2026年1月時点) |
| 外国株の取扱 | 米国 中国 シンガポール タイ マレーシア インドネシア |
| ポイント投資 | 楽天ポイント |
楽天証券は、楽天ポイントを日常的に利用している方におすすめの証券会社です。
NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用できます。楽天カードによるクレカ積立にも対応しており、積立額やカードの種類に応じて楽天ポイントが貯まります。
貯まったポイントを投資に利用できるため、普段の買い物で貯めたポイントをそのまま資産形成に活かせる点も魅力です。楽天経済圏を利用している方にとって使いやすい証券会社といえるでしょう。
向いている人
- 楽天ポイントを活用したい人
- 楽天カードでクレカ積立をしたい人
- 楽天経済圏を利用している人
向いていない人
- 楽天サービスをあまり利用しない人
- Vポイントやdポイントを貯めている人
- IPO(新規公開株)や米国株の豊富さを重視する人
マネックス証券|dポイントを貯めたい方におすすめ

| 口座数 | 約271万口座※2025年2月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【取引毎手数料コース(1約定制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・~150万円:640円 ・~3,000万円:1,013円 ・3,000万円超:1,070円 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 43社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,860本(2026年1月時点) |
| 外国株の取扱 | 米国 中国 |
| ポイント投資 | dポイント、マネックスポイント |
マネックス証券は、dカードによるクレカ積立でdポイントを貯めたい方に向いています。
投資信託や国内株式に加え、米国株の取扱にも強みがあります。企業分析ツール「銘柄スカウター」を無料で利用できるため、個別株の情報を調べたい方にも使いやすいでしょう。
また、dカードによるクレカ積立ではdポイントを貯めることができます。dポイントを活用したい方や、米国株にも投資したい方におすすめの証券会社です。
向いている人
- dポイントを活用したい人
- dカードでクレカ積立をしたい人
- 米国株にも投資したい人
- 個別株の分析を重視したい人
向いていない人
- サポート体制を最優先したい人
- シンプルな機能だけを求める人
三菱UFJ eスマート証券|Pontaポイントを貯めたい方におすすめ

| 口座数 | 約192万口座※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 【ワンショット(1注文制)の場合・税込】 ・~5万円:55円 ・~10万円:99円 ・~20万円:115円 ・~50万円:275円 ・~100万円:535円 ・100万円超:約定金額×0.099%+99円【上限:4,059円】 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 20社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 1,853本(2026年6月時点) |
| 外国株の取扱 | 米国 |
| ポイント投資 | Pontaポイント |
三菱UFJ eスマート証券は、Pontaポイントを活用したい方に向いています。
au PAY カードによるクレカ積立でPontaポイントを貯められるほか、「プチ株」を利用すれば数百円から有名企業の株式を購入できます。
また、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員としての安心感も魅力です。ポイントの使いやすさと信頼性を重視したい方におすすめの証券会社といえるでしょう。
向いている人
- Pontaポイントを活用したい人
- au PAY カードでクレカ積立をしたい人
- 少額から株式投資を始めたい人
- 大手金融グループの安心感を重視したい人
向いていない人
- 取扱商品の多さを最優先したい人
- 米国株やIPOの豊富さを重視したい人
- 分析ツールや情報 サービスを重視したい人
GMOクリック証券|取引コストを抑えたい方におすすめ

| 口座数 | 約56万口座※2025年12月時点 |
| 取扱手数料(税込) | 条件なしで0円(国内株式取引手数料) |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 1社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 264本(2026年1月日時点) |
| 外国株の取扱 | 米国CFD |
| ポイント投資 | なし |
GMOクリック証券は、スマホアプリや取引ツールの使いやすさに定評がある証券会社です。
NISAにも対応しており、コストを抑えながら運用したい方に向いています。スマホアプリも使いやすく、取引環境を重視する方にも利用しやすいでしょう。
GMOインターネットグループの一員としての安心感もあり、操作性や取引環境を重視したい方に向いています。
向いている人
- 取引コストを抑えたい人
- 操作性や取引ツールを重視したい人
- クレカ積立よりも手数料の安さを重視する人
- 国内株式を中心にNISAを使いたい人
向いていない人
- クレカ積立やポイント還元を重視したい人
- サポート体制を最優先したい人
- 投資信託や外国株の選択肢を重視する人
SBIネオトレード証券|国内株の手数料を重視したい方におすすめ

| 口座数 | 非公開 |
| 取扱手数料(税込) | 【定額プラン(税込)】1日の取引金額合計100万円まで:0円 【1約定ごとプラン(税込)】 ・~5万円:50円 ・~10万円:88円 ・~20万円:100円 ・~50万円:198円 ・~100万円:374円 ・~150万円:440円 ・~300万円:660円 ・300万円超:880円 |
| 新NISAの取扱 | ○ |
| IPOの実績 | 13社(2025年) |
| 投資信託の銘柄数 | 44本(2026年6月時点) |
| 外国株の取扱 | なし |
| ポイント投資 | なし |
SBIネオトレード証券は、コストを抑えながら国内株を取引したい方に向いている証券会社です。
1注文ごとの手数料プランに加え、1日の取引金額の合計が100万円までなら手数料が無料となる定額プランも用意されています。少額から株式投資を始めたい方や、取引コストをできるだけ抑えたい方にも利用しやすいでしょう。
一方で、外国株の取扱いや投資信託のラインアップは大手ネット証券と比べると限られます。国内株を中心に運用したい方におすすめです。
向いている人
- 国内株の手数料を重視したい人
・少額から株式投資を始めたい人
・国内株を中心にNISAを活用したい人
向いていない人
- 米国株にも投資したい人
- 投資信託の選択肢を重視したい人
- クレカ積立やポイント還元を活用したい人
▼NISAにおすすめの証券会社について、詳しく知りたい方はこちら
NISAにおすすめの証券会社6選!基本的な仕組みやメリットも解説
NISA口座を選ぶときの比較ポイント
NISA口座を選ぶ際は、キャンペーンや知名度だけで決めるのではなく、長く使いやすいかを確認することが大切です。ここでは、口座選びで特に見ておきたいポイントを紹介します。
取扱商品数や投資できる商品の種類
まず確認したいのは、NISAで投資できる商品の種類です。
つみたて投資枠では、金融庁の基準を満たした投資信託やETFが対象になります。一方、成長投資枠では、投資信託に加えて国内株式など、より幅広い商品を選べます。
投資信託だけで運用する予定なら、取扱本数が十分かを確認しておくと安心です。将来的に国内株式や米国株にも挑戦したい方は、成長投資枠で対応している商品も見ておきましょう。
▼注釈
※ETFについてはこちら
ETF(上場投資信託)とは、株式のように取引所で売買できる投資信託のことです。
手数料の安さ
NISAは長期間運用する方が多いため、手数料も確認しておきたいポイントです。
ネット証券では、国内株式や投資信託の取引手数料を無料としている会社が多くあります。ただし、投資信託の信託報酬や外国株取引の為替コストなど、別途負担が発生するケースもあるため注意が必要です。
1回あたりの差は小さくても、長く運用を続けると負担が大きくなることもあります。購入時だけでなく、保有中にかかるコストも確認しておきましょう。
クレカ積立やポイント還元
毎月積立をする方は、クレカ積立やポイント還元も比較しておきましょう。
クレジットカードで投資信託を積み立てると、積立額に応じてポイントが付与される証券会社があります。Vポイント、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントなど、貯まるポイントの種類は会社ごとに異なります。
ただし、ポイント還元率はカードの種類や対象商品によって変わる場合があります。普段使っているポイントとの相性も考えると、無理なく続けやすくなるでしょう。
アプリや管理画面の使いやすさ
NISA口座を開設したあとも、積立設定や残高確認、商品変更などで管理画面を使う機会があります。
そのため、アプリやウェブ画面が見やすいかどうかも確認しておきたいポイントです。商品検索のしやすさや、積立設定の変更が簡単にできるかどうかも使いやすさに影響します。
特に初心者の方は、操作が複雑だと投資を続けにくくなることがあります。公式サイトの画面イメージやアプリの口コミも参考にしてみましょう。
NISA口座を開設する前の注意点
NISAは税制面のメリットが大きい制度ですが、始める前に知っておきたい注意点もあります。口座開設後に後悔しないためにも、基本的なルールを押さえておきましょう。
NISA口座は1人1口座のみ
NISA口座は、1人につき1口座のみ開設できます。
たとえば、つみたて投資枠を楽天証券、成長投資枠をSBI証券のように、別々の金融機関で使い分けることはできません。NISA口座を開設する金融機関は、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を使う前提で選ぶ必要があります。
複数の金融機関に申し込むと、手続きがスムーズに進まない場合もあります。申し込み前に、どこで開設するかを決めておきましょう。
金融機関の変更には時間がかかる
NISA口座は、あとから金融機関を変更できます。
ただし、手続きには時間がかかるうえ、その年にすでにNISA口座で買付している場合は、原則として同じ年の金融機関変更ができません。変更したい場合は、手続きに必要な書類や変更時期を事前に確認しておくと安心です。
最初に合わない口座を選んでしまうと、切り替えに手間がかかります。長く使うことを前提に、商品数や操作性、ポイントサービスを比較しておきましょう。
投資には元本割れのリスクがある
NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度です。
一方で、投資そのものに元本保証はありません。投資信託や株式の価格は日々変動するため、購入時より価格が下がることもあります。
特に短期間で利益を狙おうとすると、値動きに振り回されやすくなります。余剰資金を使い、長期的な視点で積み立てることが大切です。
損益通算や繰越控除はできない
損益通算とは、損失と利益を相殺して税金の負担を軽減する仕組みです。
NISA口座で損失が出ても、他の口座の利益と相殺して税金を減らすことはできません。また、損失を翌年以降に繰り越す繰越控除も利用できないため、NISA口座での損失は税務上のメリットにつながりにくい点に注意が必要です。
非課税のメリットだけでなく、損失が出たときの扱いも理解しておきましょう。投資する商品は、リスクや運用方針を確認したうえで選んでください。
配当金の受取方法に注意する
国内株式の配当金をNISAで非課税にするには、受取方法の設定も確認しておきましょう。
一般的には、配当金を証券会社の口座で受け取る設定にしておく必要があります。この方法は「株式数比例配分方式」と呼ばれます。受取方法が異なると、NISA口座で保有していても配当金が課税対象になる場合があります。
国内株式やETFを購入する予定がある方は、口座開設後に配当金の受取方法を確認しておくと安心です。
NISA口座の開設する流れ
NISA口座の開設は、スマホやパソコンから簡単に申し込めます。証券会社によって細かな流れは異なりますが、基本的な手順は共通しています。
1. 証券会社の公式サイトから口座開設を申し込む
開設したい証券会社の公式サイトにアクセスし、総合口座とNISA口座を申し込みます。すでに総合口座を持っている場合は、NISA口座のみ追加で申し込めるケースもあります。
2. 本人確認書類とマイナンバーを提出する
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類と、マイナンバー確認書類を提出します。スマホで撮影してアップロードできる証券会社も多く、郵送不要で手続きできる場合もあります。
3. 審査完了後、入金して投資の準備をする
口座開設が完了したら、銀行口座から入金します。証券会社によっては、提携銀行からの即時入金サービスを利用できる場合もあります。
4. 積立設定や購入する商品を決める
投資信託の積立金額や購入する商品を設定すれば、NISAを始められます。初心者の方は、少額の積立投資から始めると無理なく続けやすいでしょう。
最初から大きな金額を投資する必要はありません。まずは月1,000円や5,000円など、無理のない金額から始めることが大切です。
▼NISAの始め方について、詳しく知りたい方はこちら
NISAの始め方を初心者向けに解説|おすすめ証券会社も紹介!
NISAに関するよくある質問
NISA口座の開設先を選ぶときによくある質問をまとめました。申し込み前の疑問解消に役立ててください。
初心者はどこの証券会社がいいですか?
初心者には、取扱商品が多く、手数料も抑えやすいネット証券がおすすめです。
特にSBI証券は、商品ラインアップやポイントサービスが充実しており、初めてNISAを始める方にも利用しやすいでしょう。松井証券や楽天証券なども候補になるため、普段利用しているポイントサービスやサポート体制も比較して選ぶことが大切です。
銀行と証券会社ならどちらがいいですか?
商品数や手数料、ポイント還元を重視するなら、ネット証券が選びやすいでしょう。
一方で、店舗で相談しながら始めたい方は銀行も選択肢になります。ただし、銀行は投資できる商品が限られる場合があるため、将来的に株式やETFにも投資したい方は証券会社を選ぶ方が使いやすいでしょう。
SBI証券と楽天証券はどちらがおすすめですか?
総合力や取扱商品の幅を重視するならSBI証券、楽天ポイントの活用を重視するなら楽天証券が候補になります。
どちらもNISA口座として使いやすいネット証券です。普段使っているクレジットカードやポイント、アプリの好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
NISA口座はあとから変更できますか?
NISA口座の金融機関は、一定の手続きを行えば変更できます。ただし、変更できるのは年1回までです。
また、その年にすでにNISA口座で買付している場合は、原則として同じ年の金融機関変更はできません。変更したい場合は、翌年分のNISA口座として手続きを進めることになります。
変更時には、現在利用している金融機関での手続きに加え、新しい金融機関への申し込みも必要です。手続き完了まで数週間かかる場合もあるため、余裕をもって準備すると安心でしょう。
まとめ|自分に合ったNISA口座を選ぼう
NISAは、銀行や証券会社などで始められます。迷った場合は、取扱商品が多く、手数料を抑えやすいネット証券を中心に比較すると選びやすいでしょう。特にSBI証券や楽天証券は総合力が高く、初心者でも利用しやすい証券会社です。
一方で、重視したいポイントは人によって異なります。ポイント還元、サポート体制、アプリの使いやすさなどを比較し、自分の投資スタイルに合った口座を選ぶことが大切です。
NISAは長期的な資産形成を後押ししてくれる制度です。最初から完璧を目指す必要はないため、まずは少額の積立から始めて、自分のペースで続けていきましょう。
▼NISAにおすすめの証券会社について、詳しく知りたい方はこちら
NISAにおすすめの証券会社6選!基本的な仕組みやメリットも解説
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