クレジットカードの国際ブランドの違いとは?おすすめカード10選を紹介!
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クレジットカードを選ぶときには、年会費やポイント還元率だけでなく「国際ブランド」に注目することが大切です。
VisaやMastercardが世界中の加盟店で使える決済ネットワークを持っているなど、ブランドごとに強みや特徴が異なります。初めてカードを作る方はもちろん、2枚目を検討している方も理解しておくと選びやすくなります。
この記事では、国際ブランドごとの特徴や複数枚持つメリット、おすすめカード10枚を紹介します。
クレジットカードの国際ブランドとは?
クレジットカードには、加盟店ネットワークを通じて世界中で決済できる仕組みが備わっています。この決済機能を支えているのが、クレジットカードの国際ブランドです。
国際ブランドによって加盟店の多さやサポート内容が異なるため、利便性に差が出るのが特徴です。
クレジットカードにグローバルの決済機能を提供している会社
国際ブランドとは、クレジットカードに国際的な決済機能を提供している会社のことです。
クレジットカードは、国際ブランドの決済システムを利用して支払いが行われます。VisaやMastercardといった国際ブランドは、それぞれ独自の決済ネットワークを持ち、世界中の加盟店で利用が可能です。
カード発行会社は、いずれかの国際ブランドと提携することでそのネットワークを活用し、利用者が国内外でスムーズに決済できる環境を提供しています。
クレジットカード国際ブランドとカード会社の違い
クレジットカード国際ブランドとカード会社の違いは、前者がグローバルな決済ネットワークを支える存在で、後者はクレジットカードの発行会社です。
たとえば楽天カードを発行するのは楽天カード株式会社、三井住友カードを発行するのは三井住友カード株式会社で、これらは全てカード会社となります。
カード発行会社自身は決済機能を有しておらず、VisaやMastercardといったブランドと提携することで、世界規模の決済ネットワークが利用可能になります。
なお、JCBやAmerican Expressのように、国際ブランドでありながら自らカードを発行している会社も存在します。
おすすめのクレジットカード国際ブランド5選と特徴
ここでは、日本国内でよく利用されている主要な国際ブランドを紹介します。それぞれの国内シェアや特徴を比較することで、自分に合ったブランドを見つけやすくなります。
| 国内保有率シェア* | 特徴 | |
| 1位:Visa | 約60% | 世界シェアNo.1、日本国内でも最大 |
| 2位:JCB | 約20% | 日本発のブランド、日本人向けサポートが充実 |
| 3位:Mastercard | 約15% | 欧州圏に強く、世界的知名度が高い |
| 4位:American Express | 約4.6% | 高級ホテルやレストラン優待が豊富 |
| 5位:Diners | 約0.4% | 付帯サービスが手厚く、空港ラウンジに強い |
*アンケートの回答に基づいて集計した目安です。
以下では、国際ブランドごとの特徴を詳しく紹介します。
VISA|日本国内でのシェアが最大
Visaは日本国内でもっとも多く利用されている国際ブランドで、国内シェアは約60%と圧倒的です。世界的にもシェアNo.1を誇り、200以上の国と地域で利用できる加盟店ネットワークを持っています。
コンビニやスーパーでの日常利用から、海外のホテルやレストランでの決済まで幅広くカバーしているため、どんな場面でも安心感があります。
また、セキュリティ面でも高い評価を受けており、不正利用対策や本人認証サービスが整っている点も魅力です。初めてクレジットカードを作る方は、まずVisaを選んでおけば間違いありません。
海外旅行や留学、出張など、国境を越えて利用する機会がある方にとっても頼れるブランドです。
Mastercard|欧州圏に強くグローバルでの知名度は高い
MastercardはVisaに次ぐ世界的な国際ブランドで、特に欧州圏での加盟店の多さが強みです。
アメリカやアジアでも広く利用できますが、ヨーロッパへの旅行を計画している方や、ヨーロッパ方面にビジネスを展開する方には特に心強いブランドといえます。
自社でカードを発行していない点が特徴です。Mastercardは決済ネットワークを提供し、実際のカード発行は各金融機関が担っています。そのため、発行会社ごとに付帯サービスや年会費設定が異なります。
グローバルでの知名度が高く、Visaと並んで「どこでも安心して使えるブランド」として人気があります。
JCB|日本発のカードブランドで国内では利用しやすい
JCBは、日本で誕生した唯一の国際ブランドです。
国内シェアは約20%と高く、日本全国のほとんどの店舗で利用できる強力なネットワークを持っています。日本人向けのサービスが手厚く、カスタマーサポートも日本語対応が充実しているため、安心感は抜群です。
また、JCB独自の優待サービスも豊富で、テーマパークやホテル、飲食店での割引特典などが用意されています。日本国内での利用に特化しているため、初めてカードを持つ方や国内利用が中心の方には特におすすめです。
一方、海外では利用できる店舗が少ない地域もあります。そのため、JCBをメインに持ちながら、海外旅行用としてVisaやMastercardをサブカードとして持つと、より利便性が高まります。
American Express|ホテル・レストランのサービスが豊富
American Express(アメリカン・エキスプレス)は、ハイステータスな国際ブランドとして広く知られています。
世界的な加盟店数はVisaやMastercardに比べると少ないものの、一流ホテルや高級レストランでの優待サービスが充実しており、旅行や接待で活躍する場面が多いブランドです。
空港ラウンジの利用や旅行保険など、旅行や出張に強い特典が整っています。年会費は高めですが、その分の付加価値がしっかりと提供されているのが特徴です。
カードを所有していること自体がステータスとなり、ビジネスシーンでも信頼感を与える存在です。日常的に高級ホテルやレストランを利用する方や、出張が多く快適さを求める方におすすめのブランドです。
Diners Club|初めてクレジットカードの仕組みを作った会社
Diners Clubは、世界で初めてクレジットカードの仕組みを作った歴史ある国際ブランドです。
自社で「ダイナースクラブカード」を発行しており、ステータス性が高く付帯サービスが充実していることで知られています。空港ラウンジの利用や手荷物宅配サービス、国内外のレストラン優待など、旅行やビジネスをサポートする特典が豊富です。
加盟店数はVisaやMastercardに比べて少ないものの、特典の質の高さから根強いファンが多く、年会費は高額ですが、快適な移動や上質なサービスを重視する方にとっては保有する価値が十分にあります。
特にビジネスシーンでの接待や、頻繁に海外出張へ行く方には有力な選択肢の一つとなるでしょう。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカード10選
ここからは、主要ブランドごとにおすすめのクレジットカードを紹介します。初めてカードを作る方はもちろん、2枚目を検討している方にとっても参考になるラインナップです。
それぞれのカードの特徴を押さえて、自分のライフスタイルに合った1枚を見つけましょう。
VISA|三井住友カード(NL)

| カード名 | 三井住友カード(NL) |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard |
| 家族カード | 永年無料 |
| ETCカード | 年会費550円(税込) 初年度無料 前年度利用があれば翌年度も無料 |
| ポイント還元率 | 0.5%~7% ※1※2 |
| 申し込み条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
| ご利用可能枠 | ~100万円 |
記載のスペック情報は2025年9月20日時点の情報です。
三井住友カード(NL)は、三井住友カード株式会社が発行する年会費無料のスタンダードカードです。
利用可能枠は最大100万円で、学生から社会人まで幅広い層に利用されています。最大の特徴は「ナンバーレスデザイン」で、カード券面に番号が記載されていないためセキュリティ面での安心感が強いです。
ポイント制度は「Vポイント」が採用されており、通常還元率は0.5%※1 ですが、セブン‐イレブンやローソン、マクドナルドなど対象店舗では最大7%※2 還元が受けられるのが大きな魅力です。
また、1枚のカード申し込みで2つの国際ブランドが使用できるデュアル発行が可能で、VisaとMastercardの両方を選べる点もメリットです。2枚同時に作れば、世界中どこでも使える安心感を得られます。
年会費無料ながら旅行保険やショッピング保険も付帯しており、日常使いと旅行の両方で活躍する1枚です。
※1 ポイント還元率利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイント交換方法によって、 1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2 iD、カード差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物タッチ決済は還元率が異なります。
※2 商業施設内にある店舗などで、一部ポイント付与対象となりません。
※2 一定金額(原則 1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。そのお支払い分は、タッチ決済分ポイント還元対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※2 通常ポイントを含みます。
※2 ポイント還元率利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイント交換方法によって、 1ポイント 1円相当にならない場合があります。
※2 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済ご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんのでご注意ください。
▼三井住友カード(NL)について、詳しく知りたい方はこちら
三井住友カード(NL)を徹底解説|使い方・評判からメリット・デメリットも紹介
VISA|イオンカードセレクト

| カード名 | イオンカードセレクト |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard®︎・JCB |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み条件 | 18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降申込可) |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能も兼ね備えた多機能カードです。年会費無料で維持コストがかからないため、初めてカードを持つ方にも安心です。利用限度額は収入や信用状況に応じて設定され、日常の買い物で使いやすい設計になっています。
ポイントは「WAON POINT」が貯まり、通常は0.50%の還元率ですが、イオングループの対象店舗では2倍〜10倍のポイントアップデーが用意されています。給与振込口座や公共料金の支払いをイオン銀行に設定することで追加ポイントがもらえるのもメリットです。
イオンをよく利用する方にとっては特にお得で、日用品の購入や公共料金の支払いで効率的にポイントを貯められます。ショッピング保険や旅行保険は付帯されていませんが、普段使いに十分な機能を持った1枚です。
VISA|リクルートカード

| カード名 | リクルートカード |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard®︎・JCB |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 ※Visa・Mastercard®︎は発行手数料1,100円 |
| ポイント還元率 | 1.2% |
| 申し込み条件 | 18歳以上 |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
リクルートカードは、年会費無料でありながら基本還元率が1.2%と高いのが最大の特徴です。還元率は無料カードの中ではトップクラスで、日常のあらゆる支払いに使うだけで効率よくポイントを貯められます。
貯まったポイントは「リクルートポイント」として付与され、dポイントやPontaポイントに交換可能です。ホットペッパーやじゃらんなどのリクルート関連サービスを利用する際には特に還元率が高くなり、旅行や飲食でも大きなメリットがあります。
旅行保険も付帯しており、コストをかけずに高還元と安心を両立できるカードです。普段からポイントを貯めたい方や、リクルート系サービスをよく利用する方におすすめです。
▼リクルートカードについて、詳しく知りたい方はこちら
リクルートカードとは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説!
Mastercard|楽天カード

| カード名 | 楽天カード |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB・AMEX |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 550円(税込) ※楽天の会員ランクがダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員なら次年度無料 |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
| ご利用可能枠 | 最大100万円 |
楽天カードは、日本で特に人気の高いカードのひとつです。年会費は無料で、基本還元率は1.0%と高水準です。利用限度額は最大100万円で、学生から社会人まで幅広い層が利用できます。
ポイントは「楽天ポイント」が貯まり、楽天市場での利用では還元率がさらに上がります。SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すれば、普段より多くのポイントを獲得できるのが魅力です。
さらにMastercardブランドを選べば、欧州やアジアなど海外でも安心して利用できるため、旅行や留学時にも心強い存在となります。
豊富なキャンペーンや利用特典も定期的に展開されており、メインカードとしてもサブカードとしても高い利便性を発揮する一枚です。
Mastercard|PayPayカード

| カード名 | PayPayカード |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 550円(税込) |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 申し込み条件 | ・日本国内在住の満18歳以上の方 ・ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
PayPayカードは、スマホ決済アプリ「PayPay」との相性が抜群のカードです。
年会費は無料で、利用額に応じて「PayPayポイント」が貯まります。基本還元率は1.0%で、PayPay残高にポイントを移行してそのまま買い物に使える点が特徴です。
利用限度額は審査に応じて設定され、日常生活での幅広い支払いに対応しています。Mastercardブランドを選択すれば国内外で使いやすく、キャッシュレス生活がより快適になります。特にスマホ決済を中心に利用している方にはぴったりのカードです。
さらに、申し込み時に口座登録を済ませておけば、審査完了後すぐにカード番号や有効期限を確認でき、インターネット上での買い物に利用できる点も魅力です。
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PayPayカードとは?特徴・還元率やメリット・口コミを徹底解説!
JCB|JCBカードW

| カード名 | JCB カード W |
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | JCB |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 |
| ポイント還元率 | 1.0%~10.5% ※還元率は交換商品により異なります。 |
| 申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
| ご利用可能枠 | – |
JCBカードWは、39歳以下の方限定で申し込めるカードで、年会費は無料です。
基本還元率は1%ですが、PayPayアプリへのカード登録等、所定の条件を満たすことで1.5%還元となり、さらに「5のつく日」にYahoo!ショッピングやLOHACOを利用すれば、10.5%もの還元率となります。
ポイントは「Oki Dokiポイント」が貯まります。Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどの提携店舗では還元率がアップし、日常生活で効率よくポイントを積み立てられます。
また、国内サポートが充実したJCBブランドを利用できる安心感も魅力です。39歳までに申し込めば長期的にメリットを享受できる、おすすめの1枚です。
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JCBカード Wとは?メリットや注意点、おすすめな人を徹底解説
JCB|ANA JCBカード

| カード名 | ANA JCBカード |
| 年会費 | 2,200円 ※初年度無料 |
| 国際ブランド | JCB |
| 家族カード | 1,100円 ※本会員が無料の場合は家族会員も無料 |
| ETCカード | 無料 |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み条件 | 18歳以上(学生不可)でご本人または配偶者に安定継続収入のある方 |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
ANA JCBカードは、ANAマイルを貯めたい方におすすめのカードです。
年会費は2,200円(税込)で、ポイント還元率は0.5%です。利用金額1,000円(税込)ごとに「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与され、1ポイントは3〜5円分相当にあたるため、実質的に0.5%程度の還元率となります。18歳以上(学生不可)で、本人または配偶者に安定した収入があれば申し込みが可能です。
最大の特徴は、ANAマイルを効率よく貯められる点です。ショッピング利用でマイルがたまり、ANA便の搭乗時にはフライトボーナスマイルも付与されます。日常利用と旅行を組み合わせることで、マイルをしっかり積み立てられるのが強みです。
国際ブランドはJCBで、国内での利用に強みを持ち、さらにANAとの提携により旅行関連特典や各種保険が付帯しています。旅行や出張でANAを利用する機会の多い方におすすめの1枚です。
American Express|アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

| カード名 | アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード |
| 年会費 | 月会費1,100円 (税込) |
| 国際ブランド | AMEX |
| 家族カード | 家族カード 月会費550円 (税込) |
| ETCカード | 無料 ※発行手数料935円(税込) |
| ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
| 申し込み条件 | 原則として日本国内に住居を有する者 |
| ご利用可能枠 | 一律の制限なし |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するスタンダードなカードで、会費は月額制で月1,100円(税込)です。
最大の特徴は、旅行や生活に関する特典が充実している点です。国内外の空港ラウンジ利用や旅行保険に加え、「スマートフォン・プロテクション」という破損や盗難被害を補償するサービスがついています。「購入から3年以内のスマートフォンであること」等の所定の条件を満たせば、年間最大3万円まで補償されます。
ポイント還元率は0.5%〜1.0%で、獲得したポイントはマイルへの交換、景品交換、カード利用代金への充当など、さまざまな形で活用可能です。
アメックスならではのステータス性と利便性を兼ね備えているため、初めてアメックスを持つ方にもおすすめの1枚です。
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American Express|ANA アメリカン・エキスプレス®・カード

| カード名 | ANAアメリカン・エキスプレス®・カード |
| 年会費 | 7,700円(税込) |
| 国際ブランド | AMEX |
| 家族カード | 2,750円(税込) |
| ETCカード | 無料 ※発行手数料:935円(税込) |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 申し込み条件 | 原則として日本国内に住居を有する者 |
| ご利用可能枠 | 利用可能額に一律の制限なし |
ANA アメリカン・エキスプレス・カードは、ANAマイルを貯めやすい航空系カードです。年会費は7,700円(税込)で、利用限度額は会員ごとの利用状況や支払い実績に応じて柔軟に設定されます。
アメックスならではの特典として、旅行保険や空港ラウンジサービスも利用可能です。さらに、ホテルやレストランでの優待も用意されており、移動から滞在まで快適に過ごせる環境が整っています。
基本のポイント還元率は1.0%ですが、ANAカードマイルプラス加盟店で利用すると、カード決済によるポイントに加え、100円につき1マイルが加算されるため、ポイントとマイルをダブルで獲得できます。
ANAユーザーにとって特にメリットが大きく、旅行や出張の多い方におすすめの1枚です。
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Diners Club|ダイナースクラブカード

| カード名 | ダイナースクラブカード |
| 年会費 | 24,200円(税込) |
| 国際ブランド | Diners Club |
| 家族カード | 5,500円(税込) |
| ETCカード | 無料 |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 申し込み条件 | 所定の基準を満たす方 |
| ご利用可能枠 | 一律の制限なし |
ダイナースクラブカードは、世界で初めて誕生したクレジットカードブランドのフラッグシップカードです。年会費は24,200円(税込)で、空港ラウンジの利用や手荷物宅配サービス、高級レストランでの優待など付帯サービスが充実しています。
利用限度額は一律に設けられておらず、利用者の状況に応じて柔軟に設定されます。旅行や接待の機会が多い方にとっては、快適さや信頼感を強く感じられる1枚です。加盟店数はVisaやMastercardに比べて少ないものの、特典重視の方には根強い人気があります。
ビジネスの場面でもステータス性が高く、取引先への信頼感を与えるカードとして選ばれています。
異なる国際ブランドでのクレジットカード複数持ちもおすすめ
クレジットカードを選ぶ際、1枚だけで十分と考える方もいるでしょう。しかし、実際には複数ブランドを組み合わせて持つことで利便性や安全性、そして特典の幅が大きく広がります。
特に海外旅行が好きな方や出張が多いビジネスパーソンにとって、異なるブランドを持っていることは「万一の備え」になるだけでなく、日常生活でもお得さを最大化できます。
ここでは、複数枚所有する具体的なメリットを解説します。
より幅広いエリア・店舗で使い分けられ利便性が高まる
複数のカードを持っていれば「片方が使えない場面でも、もう一方で支払える」という安心感があります。
国際ブランドごとに加盟店のネットワークが異なります。VisaやMastercardは世界的に加盟店数が多く、アジアから欧州、北米まで幅広く利用できます。JCBは海外の一部地域では利用できない場合がある一方で、日本国内での使い勝手が良いのが特徴です。
American ExpressやDiners Clubは高級ホテルやレストランに強いものの、日常的な小規模店舗では使えないことがあります。複数のカードを所有していれば、より普段の買い物が便利になるでしょう。
異なる優待や特典を受けられる
複数のブランドを持つことで、それぞれのカードの特典を使い分けられるのが魅力です。国際ブランドやカード会社によって、付帯サービスや優待内容は大きく異なります。
たとえば、JCBカードは国内テーマパークの割引や特典が充実しており、American Expressは空港ラウンジやホテル優待が豊富です。VisaやMastercardも飲食店やオンラインサービスでの割引キャンペーンを頻繁に実施しています。
日常の買い物ではポイント還元率の高いカードを使い、出張や旅行の際には付帯保険や空港サービスの充実したカードを利用する、というように状況に応じて使い分ければ、より多くのメリットを享受できます。
片方に不具合があってもカード決済ができる
複数ブランドのカードを持っていれば、万一メインカードが利用できなくなったときにもサブカードで支払いを続けられます。
システム障害や通信トラブル、さらには磁気不良や破損といった物理的な問題によって、クレジットカードが使えなくなるリスクはゼロではありません。特に旅行や出張中、メインカードが使えなくなると大きな不安やトラブルにつながる可能性があります。
海外では現金を多く持ち歩くことが難しいため、トラブル回避の意味でも複数枚の所持は有効です。
カード会社を揃えればポイントを効率よく貯められる
異なる国際ブランドを組み合わせても、発行会社が同じであればポイントを合算できる場合があります。
たとえば三井住友カードでVisaとMastercardを両方発行すれば、Vポイントをまとめて貯めることができます。これにより、利用シーンを分散させながらも効率よくポイントを貯められるのです。
ポイントは商品交換やキャッシュバック、マイルへの移行など使い道が広く、うまく貯めれば年間で数万円分の価値になることもあります。同じ会社で複数ブランドを持つのは、効率重視のカード活用法として非常に有効です。
まとめ|クレジットカード国際ブランドに着目してカードを選ぼう
クレジットカードを選ぶ際には、年会費や還元率だけでなく国際ブランドに注目することが重要です。
VisaやMastercardのように世界中で使えるブランドもあれば、JCBのように国内に強いブランド、American ExpressやDiners Clubのように付帯サービスが豊富なブランドもあります。
複数のブランドを組み合わせて持つことで、利便性や安全性、特典の幅を大きく広げられます。初めてカードを作る方も、2枚目を検討している方も、自分の生活スタイルや利用シーンに合った国際ブランドを選んで、賢くカードを活用していきましょう。
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